酔灯夜話 #8
今日(8月29日)京都に出かけた。京都はさすがに暑い、夏は大阪よりおそらく2~3℃は日中の最高気温は高いだろう。そのくせ冬は猛烈に寒い、俗に言う「京の底冷え」と。こんなこと言ったら京都人に怒られるかも知れないが、気温だけとってみれば日本の主要都市で最も住みにくい都市ではないかと思ってしまう。でもその京都になぜ都を定めたのか? それまでは奈良や飛鳥に都が定めれていたのであるが、これらの共通点は災害が少ない地域であったからではないかと、私は考える。例えば奈良や京都の古い建造物、例えば奈良の法隆寺や京都の東寺など、しっかりと当時のまま残っている。他の建造物例えば奈良の大仏も合戦が無ければ当時のまま現在に伝えられていた可能性があるかもしれない。地震や津波、台風。洪水で消失した建造物は少ないのではないか?つまりそれほど災害が少ない土地だから都に選ばれたのではないかと思う。昔の人はそのことをしっかり知っていた可能性があるかもしれない。首都機能分散もリスク分散という意味では今の日本にも必要かもしれないが、昔の人の知恵にも学ぶべき点はないだろうか、、、。 そろそろ酔いが回ってきたのでこのへんでおやすみなさい。
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