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酔灯夜話 #11

「ローマ亡き後の地中海世界」を読んだ。これは塩野七海氏の大著「ローマ人の物語」の続編的著作。ヨーロッパの中世はイメージとして、よくわからん、暗黒、停滞の時代、、、といったイメージであったが、それは、イスラム勢力が地中海に侵出し、ヨーロッパが全体がイスラムに抑え込まれていた時代であったことがよく分かった。でもこの構図は現代でも、ISやタリバンなどイスラム勢力の一部がキリスト教を中心とした西洋文化に挑戦する構図は引き継がれており、宗教。とくに一神教同士の対立の深さを感じさせられる。いまは多様性が尊ばれる時代。日本の神道やアジアの大乗仏教のように多神教の寛容な精神がこれから求められるのではないか?またそのような世の中になって欲しいと思う。本の内容とかけ離れた文章になってしまったが、  そろそろ酔いもまわってきたのでこの辺で、、、。

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