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女性の活躍推進にはエイジェンシーが重要という道聴塗説

ヌエックが新法人となり埼玉県嵐山で存続することはジェンダー取材のベテラン杉原里美記者の記事で知っていたが、

下記のWebメディアの記事によると独法として換骨奪胎されると警戒する声があるらしい。

差別撤廃と活躍推進とでは語感や理念が異なることはわかるけれど、いずれにしても国外向けのポーズに留め置くのでなく、端的な改善指標であるジェンダーギャップ解消に実効的な行政であればと願う。
ダイバーシティ実現のためにはエイジェンシー(主体性)、すなわち当事者たる女性が選択したり、交渉したり、意思決定できることが重要…というのは、以前受講したヌエックの萩原なつ子理事長のお話からの受け売り。

宿泊棟について、人口減少社会において箱物インフラが縮小することは道理だろう。でも数千円で一泊できる非日常空間があるからこそ営まれる催しというのもあって、そういう機会にZoom飲み会では醸成し難い気運が生まれるものなのかもしれないとも想像する。そういえば、かつて江ノ島にあったかながわ女性センターに私用で宿泊したことがあるけれど、そこは十年も前に閉館している。果たして、あと数年で廃止される嵐山の宿泊棟に赴く機会はあるだろうか。

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