見出し画像

テレワークで3年が経ち。良かったことはゆとり。悪かったのは…

ほとんどを家で過ごす生活が3年続き

コロナが日本で本格的にザワザワしだしたのは2019年の年末だったかと。そして2020年3月に緊急事態宣言が出るわけですが私の会社では確かその1か月後、つまり4月中旬頃からテレワークに移行しました。そしてそこから早3年。寝食+仕事も家という状況で生活スタイルは一変。そして何より考え方も変わるわけで。自分なりにテレワークの良し悪しを考えます。


良かったこと3つ

通勤がないことの素晴らしさよ

ありきたりですね。すいません。でも通勤がない。これがとても楽です。私は通勤に往復3時間使っていたわけで、それがなくなり1日が3時間伸びました。しかも体力消費ゼロの状態です。かつての出勤前は出勤のための行動以外は考えられませんでした。電車のポジション取りが全てでした。今は散歩、買い物、読書なんでもできます。そして家事ができます。朝ごはん、掃除、洗濯、子どもの送迎…これらをワンオペしていた奥さんはとてつもないです。

実はずいぶんと人の目を気にしていたということ

出社する。周りに仲間がいる。というのが当たり前でしたが今は部屋で1人です。仲間はモニター越しに変わりました。会社ではトイレに行き、なかなか成果が出ない時に「あまり時間をかけるとサボりと思われるのでは」と。髭も毎日剃らなくなりました。にんにくに遠慮する必要性も薄れました。会社に行っていた時も強くは意識していなかったですが無意識に刷り込まれて行動していたんだと思い返せます。

圧倒的に家族と過ごす時間が増えました

上の子が小さい頃は朝少し会うだけ。帰ってきたら寝顔を見るだけの生活でした。それは日本の普遍的なサラリーマンの姿なので違和感はなかったです。テレワークになり誕生した下の子は生まれた時からずっと一緒にいます。ごはんも3食一緒に食べれています。家族と一緒に過ごす時間が増えるということは代えがたい価値がありそうです。


悪いことも3つ

仕事のコミュニケーションはやはり難しい

会話はチャットもしくはZoomになるわけで「業務上で必要な会話を行うための機能」という感が強いです。要するに雑談のようなことがしづらい。相手の感情や意図をくみ取りにくい。雑談や軽い会話がコミュニケーション上とても有益なんだなと再確認できます。

仕事の生産性はおそらく下がっているだろう

私個人の生産性はいったん置いておき社内全体の生産性としてです。とある大学の調査結果では「リモートワークは企業や従業員の生産性には悪影響を与えていない」とのことですがイーロン・マスク氏のように出社要請を行う経営者も存在。私も体感としては出社した方が全体の生産性は上がるだろうと感じます。業務するしかない環境・関係者の意思をすぐに確認できる環境は強い。では毎日出社したいかと問われるとそうではない訳ですが…。

残りの人生の内この部屋にどれだけいるんだろう

テレワークとなりほとんど同じ部屋にいます。明日も明後日も。さらに言うと買い物も近所。会う人はもっぱら家族だけ。たまーに友達や会社の仲間。あと何年人生があるのか分からないですがほとんどの時間をこうやって過ごしていくのでしょう。別に会社に行っていても似たようなものなのですが生活圏が狭くなっていることへの漠然とした閉塞感があるのかもしれません。


ありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?