音楽をAppleMusicなどに配信する方法

私は六本木のパク様という超大物アーティストで、たくさんのヒット曲を生み出しています。

そんな私も、人気のない一般人のときから音楽をAppleMusicやSpotifyに配信していました。

人気でもないのに、音楽配信サービスにどうらって配信するの?と思うかもしれませんが、実は誰でも簡単に音楽配信サービスに音楽を配信できるのです。
そして、音楽を配信する方法として二通りが上げられます

1. レーベルに所属する

この方法は、まずは路上ライブや動画サイトなどで自作曲をアピールして、レーベル会社がそれを見つけてレーベルへの所属に招待するといったところです。
いわゆる下積み時代のような場面もありますが、レーベル会社に見つけてもらいスカウトをもらうことによって、その後の音楽配信などのことは全てレーベルがかわりにやってくれるようになります。

2. ディストリビューターを利用する

この方法はお金がかかってしまいますが、有名ではなくても誰でも音楽を配信することができます。
一般的には1曲出すごとに1000円/年という高額な料金がかかってじいます。
有名ではない新参アーティストが曲を出したところでこの1000円を上回る収益が得られるとは考えにくく、赤字になってしまいます。

無料のディストリビューターはある?

中には無料のディストリビューターもあったりしますが、ぱく様の経験だと無料のディストリビューターは仕事が雑で、間違って他のアーティストとして配信されたり、歌詞が間違っていたり、自分の名義で2つのアーティストページが作成されて重複したりなど問題点だらけです。そして、このような問題にあった場合、有料のディストリビューターに乗り換えたとしても解決までにかなり面倒な手順を踏むことになってしまうので絶対に利用しないようにしましょう。また、完全無料というものは怪しんだほうが賢明です、完全に無料だとそのディストリビューターはビジネスとして成り立っていないからです。ディストリビューターは前払いで1曲1000円、レーベルは無料で配信できるが売上から10%を手数料として取られるなどが一般的です。

代表的なディストリビューター

色々なディストリビューターがありますが、安心して使うことができるものをまとめました。

1. Tunecore Japan

Tunecore Japanは日本の最大手のディストリビューターといっても差し支えありません。
日本のディストリビューターといえばTunecore Japanであり、無名の音楽家はもちろん、超有名な音楽家でもレーベルに所属していない人の大半はTunecore Japannを使っているイメージがあります。

特徴や注意点

Tunecore Japanは料金が安いとは言えず、一曲だけなら1年間につき1500円程度、アルバムなら5500円程度を支払う必要があります。
一度きり支払えば永遠に配信されるのではなく、1年毎にこの1500円などの価格が発生するので注意が必要です。
ですが、高額なだけあってか、歌詞のカラオケ配信からハイレゾまで対応しているので品質だけでいうならここが一番だと思います。
高額と説明しましたが、この金額よりも音楽の収益で得られる金額のほうが余裕で高いという人はありだとおもいます。
最初にお金がかかる分、収益は100%還元してもらえます。
Tunecore Japanは去年12月に著作権管理サービスを始めていて、手数料15%を払うことでJASRACに音楽を届出してもらえます。
そして、何かあったときのサポート窓口の返信も休日や祝日でない限り早く対応してもらえるので品質は非常に高いです。

Broccoli Records

これはディストリビューターとレーベルの両方の良いところを合わせた新しい概念のディストリビューターです。
現在、Broccoli Recordsは応募して審査に合格すれば所属できるというグローズなサービス形態になので、人気のない人は難しいかもしれません。(私は誰でも使える時代に会員登録したので使えます)

特徴や注意点

Broccoli Recordsは他のディストリビューターと比べてYouTubeのContent IDやTikTokクレームなどの著作権の機能に特化したイメージがあります。
他のTunecore Japanだと、YouTubeのContent IDへの音楽の登録は有料で、登録したあとは、細かい事情にはTunecore Japanだと応じてもらえません。一方、Broccoli RecordsはContent IDは無料、ダッシュボードからContent IDの検知動画リストを見ることができて、そこから特定の動画を選択して申し立てを解除したり、削除依頼を出すこともできます。また、自分やコラボ相手のチャンネルにはContent IDが届かないようにホワイトリストの設定もすることができます。またAppleMusicやSpotifyなどても特定の地域でだけブロック、特定の地域のみ公開といったちい氏ブロッキングの設定ができます

ここまで説明した機能はまだ高機能なディストリビューターと言えます。音楽配信だけで終了ではなく、その後に「障害者に音痴な歌ってみたを投稿された」などの問題が起こったとしてもBroccoli Recordsなら、その音痴下手くそゴミカス歌ってみた動画を代わりに削除するように動いてくれたりもしてくれます、このような手厚い対応はレーベル要素があるなと思います。

Broccoli Recordsの価格は、会員資格が一年間3000円です。この3000円さえ払えば、追加費用は一切かからずに無制限に音楽を配信することができます。(収益から10%が手数料として取られます)
他Tunecore Japanだと一曲ごとに1000円かかるので、一年間に3曲以上出す人はBroccoli Recordsのほうが圧倒的にお得です。

Tunecore Japan VS Broccoli Records

Tunecore JapanとBroccoli Recordsは両方とも高品質な音楽ディストリビューターです。
どちらのほうが優れているかは人を選びますが、スペック面ではほぼ同じです。
ハイレゾ、ロスレス音質やリアルタイム同期歌詞への対応なども両方ともに対応しています。

Tunecore Japanが向いている人は?

Broccoli RecordsよりもTunecore Japanが向いている人は、auスマートパス、オンキョーミュージックなどの日本のマニアックな音楽サイトに配信することを重要視している人、音楽を1年間で1曲しか配信しない人です。
そのような人にはTunecore Japanをおすすめします。
また、お金に余裕があって大手会社というブランドの信用を求めている人はTunecore Japan一択でしょう。

Broccoli Recordsが向いている人は?

音楽をたくさん配信する人は迷いなくBroccoli Recordsをおすすめします。何曲出しても1年間3000円の固定料金なので、金銭的に心配になることはありません。
またYouTube Content IDやACR Cloudなどの著作権管理に強い会社なので、特にYouTubeやTikTokの細かい調整を求めている人にもおすすめできます。

アーティストツールを活用しよう

音楽配信アプリはそれぞれ、アーティスト向けのツールを提供しています。
音楽を配信したら終わりではなく、Spotify for ArtistやApple Music for Artistなどのアーティストツールを申請することで、音楽配信アプリに表示される自分のプロフィール文章を編集できたり、アイコンを変更できたりします。
そんなアーティストツールをそれぞれ紹介します。

Spotify for Artist

Spotifyに自分の曲が配信されている人はみんな申請すべきものです。
自分のSpotifyアーティストページのアイコンや画像、自己紹介の文章などを編集することができます。
申請方法はSpotify Artistのページから申請する方法、レーベルに依頼して申請する方法の二種類です。
Tunecore JapanでもBroccoli Reocrdsでも両方ともこれに対応しています。
トラブルが起きたときの対応が両社で異なり、パク様は一度Googleアカウントが凍結されSpotifyアーティストにログインできないトラブルが発生した時、Tunecore Japanは対応出来ないと言われました。
Broccoli Recordsではアカウントの復旧対応(多分レーベル権限を使って)をやってくれます。
パク様はSpotifyアーティストページに さまたげ という障害者を指定手配していますがまだ消されたことはありません。
Spotifyは自由度が高いアプリだと思います。 

AppleMusic for Artist

これもSpotifyと同様で、似たようなツールを提供しています。
AppleMusicは謎のルールが多く、例えばアイコンに実際の顔写真以外のアニメやイラストなどは載せられないという制限もあります。
Spotifyは自分以外にレーベルもアクセス権限があるので何かトラブルが起きても保証がありますが、AppleMusicはアーティスト以外はアクセフ許可が与えられない仕組みです。
その反面、自由が効くかと思いましたがAppleMusic for Artistで歌詞を編集しようとすると「この歌詞を編集するにはお問い合わせ下さい」という画面になったりします。
そうなれば、結局最初からディストリビューターやレーベルに依頼して歌詞を配信してもらったほうが早いのです。

YouTube OAC

これはYouTubeの公式アーティストチャンネルというもので、厳しい審査があります。
Tunecore Japanの場合、ミュージックビデオを3曲以上配信していて、チャンネルが音楽主体のものでかつ、登録者1000人以上という条件があります。
Broccoli Recordsの場合は、音楽を1曲以上配信していて、健全なチャンネルであることが条件です。
これらの条件を満たすと、レーベルやディストリビューターが代理としてYouTubeにチャンネルねOAC化を申請できるようになります。
Tunecore Japanの場合はメールで問い合わせ、Broccoli Recordsの場合はダッシュボードから申請をすることができます。
ぱく様はYouTube側から審査NGになったので、多分荒らし、炎上系、晒し系をやっているチャンネルはNGになるのでしょう。
(SpotifyやAppleMusicではパク様は審査OKです)

ハイレゾ、ロスレスとは?

音楽業界にはこれらの用語があります。
ロスレスは、音質のロスがなくCD同等の音質のコーデックです。
ハイレゾは、ロスレスを更にパワーアップさせてCD以上の音質にしたコーデックです。
リリックはすなわち歌詞を意味します。
ロスレス音質で配信するにはwavファイル、ハイレゾ音質で配信するにはflacファイルで送信する必要があります。
それ以外に、AppleMusicにはApple Digital Masterという独自の高音質コーデックがあります。
今のところはBroccoli Recordsのみがこれに対応しています。
基本的にはロスレス音質以上が主流で、音楽業界では音楽を送受信するときはwavファイルで送るのが常識です。
mp3で送っているやつがいたら障害者だと思ってください。

歌詞の配信

歌詞の配信はかなりややこしい仕組みになっています。
音楽アプリによって、レーベルから歌詞を受け取るもの、アーティストが音楽アプリの会社に直接メールをして歌詞を送信するもの、プチリリというサービスから歌詞を受け取るものなど様々あります。

日本の音楽アプリのほとんどは著作権などの問題によってプチリリ経由で歌詞を読み取るアプリが多いです。
 Tunecore Japanもプチリリ経由で歌詞を送信します。
プチリリは日本限定で、海外からだと歌詞が見れないそうです。
Broccoli RecordsはMusixmatchという会社に歌詞を送信することで、世界中の音楽アプリにリアルタイム同期の歌詞を配信しています。
プチリリにも配信しているようです

歌詞表示のトラブル

私の経験談では、Tunecore Japanで配信した曲はAppleMusicで歌詞が表示はされるものの、文字がメモ帳のように現れるだけで、ボーカルに合わせて自動でスクロールは出来ないものでした。
Broccoli Recordsで配信した曲はApple Musicでも歌詞が表示され、ボーカルに合わせて自動で行がスクロールされる標準的な同期歌詞になっていました。
これ以外にも、AppleMusicにはSingsというカラオケのような一文字ごとに強調表示されるようなモードもあります。
今のところ、Tunecore JapanもBroccoli Recordsも両方ともこれには対応していません。
Sony Music EntertainmentやUniversal Music Groupなどの世界大手レーベルの一部はこれに対応しているようです。

そもそもどうやって曲を作るの?

私の音楽を音痴、不快音感とバカにする人がたくさんいますが、そいつらは一曲すら出していません。
一曲すら出していない人は文句を言うに値しませんね。
ここでパク様のアドバンス音楽クリエイターテクニックを特別に無償で教えましょう。

GarageBand(iPhone限定)

iPhone限定ではありますが、ガレージバンドというアプリがあって、これを使えばギターやピアノなどの楽器を持っていない初心者でも簡単に音楽を作ることが出来ます。
実際に、GarageBand一本でスマホだけで音楽をやっているひともたくさんいます。

UTAU(パソコンが必要)

UTAUは無料で使えるボーカロイドソフトです。
初音ミクなどのボーカロイドはほとんど有料で高額です。
UTAUには無料かつ、追加の音声ライブラリも無料でいいものがたくさんあるこでおすすめです。
私の曲は障害でごめんを除いてすべてUTAUで作っています。

Discord

は?と思った人もいるでしょう。
方法としては、VCに参加して誰かに歌を歌わせます。
それを秘密で録音すればOKです。
その後、VocalRemoverというサイトに録音データをアップすれば、演奏を取り除いてアカペラのボーカルを取ることができます。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
私ぱく様も、レーベルの卵を設立しましたので参加してみてください。
きもいやつはタイムアウトかBANします。
https://discord.gg/CaeQ3s52dJ

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