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ソムリエ試験二次試験対策

ソムリエ試験二次試験の日程も間近に迫ってきたので、こちらの対策記事も書いていこうと思います。

二次試験はテイスティングの試験となり、課題のワインに対し、外観、香り、味わい、ワインに関しては生産国、ビンテージ、ブドウ品種まで求められます。

これらのテイスティング項目は、普段ワインを飲んでいるだけでは全く馴染みのないものであり、それらの項目からははじめは全く想像のつかないものだろうと思います。

筆者もやっとのことで一次試験を通過し、二次試験に対面した時、どこから手を付けていいのか分からず呆然とした経験があります。

しかし、この試験にははっきりとした傾向があり明確な対策方法があります。
ポイントさえ押さえればほぼ間違いなく合格できる試験です。

この記事ではこの試験の大まかな傾向対策を書き、その後の記事ではそれぞれの葡萄品種別の攻略を書きたいと思います。

1.出題されるワイン 

二次試験試験に出題されるワインは世界各地、古今東西のワインがでるわけではありません。明確なルールがあります。

ビンテージは5年以内のものがでる。

近年出題されたものが出る可能性は低い

スパークリングワインは出ない

価格帯は3000円程度のもの

二次試験は、同日に、日本各地で行われ多くの受験生に同じもの出す必要があります。
よって上記のような制限があり、ある程度絞られます。

ビンテージは白であれは2,3年前、赤ワインであれば5年前程度のものが多く出題される傾向にあります。

また、それなりの量を用意する必要があることから、ある程度安定した生産力、品質か必要とされるため、突飛な葡萄品種や産地からは出題されないことが予想できます。

価格帯も同じ理由からです。普段高級なワインばかり飲んでいる方は、逆に特徴が分かりにくくなるかもしれませんので、試験期間中はそれなりのものを飲むようにしましょう。


2.テイスティンググラスを用意する

テイスティンググラスを用意しましょう。
ワイングラスにはそれぞれの品種用意に色々な種類のグラスがありますが、2次試験対策には、テイスティング専用のグラスを用意しましょう。

また、数種類を一度に比較したほうがそれぞれの品種の特徴をつかみやすいので、3つほど用意しておいたほうが良いでしょう。

テイスティング用のグラスは、ワイングラス専門店でもネットでも購入することができます。1つ1000ぐらいはしますが、必要な出費と心得ましょう。

また、使用後のグラスはしっかり洗って、必ず水滴をすぐに拭き取るようにしましょう。
グラスに水の匂いがのこると香りを取りづらくなってしまいます。

3.小瓶を活用しよう

ワインは抜栓すると酸化が進み、香りも少なくなっていってしまいます。

楽天のいれもんやさんで小瓶を安く購入することができますので、こちらを活用しましょう。

瓶のギリギリまでそそいでしっかり栓をすることによって、香りの持ちがぐっとかわってきます。

また、瓶に品種を書いた付箋を貼って見えないようにしておけば、自分でブラインドテイスティングをすることもできます。

まとめ

まずは、最初に準備するものと、勉強の仕方から書かせていただきました。
このあとそれぞれの品種の特徴と、定番のテイスティングコメントについても書いていこうと思います。

私の記事を読んで頂ければ必ず試験を通過できる自信がありますので、以降の記事もぜひ読んだいただければと思います。

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