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断薬半年。そして、発見。思い出話

ベンゾ断薬してからの体調は絶好調というわけではなく、不定愁訴をいなしながら、ぼちぼちって感じです。寝込む日もあれば元気な日もあります。でも、ここ数年の私の状態を見ていた人には、ずいぶん普通になっていると言われるので嬉しいです。離脱症状で立つことすらままならなかった時期がありました。でも、今は小走りできます。

生かされていることに感謝しています。協力してくれる人たち、支えてくれる人たちに、ありがとう。生活の質を維持して、まあまあよねって思える状態に近づきつつあります。今のところはね。

日常で嫌だなぁと思うのは、急に一睡もできない日があることです。血液検査の結果から考えられる原因は、血糖値。ストレス、コルチゾール、副腎とか、色々聞くじゃないですか。半信半疑だったんですが… この半年、体の反応を日々見つめていると、そういうことなんでしょうねと思うようになってきました。

気をつけるようにしてからは、今までの不眠の半分は無くなったように感じています。もう半分はまだ難しくて、年齢的なことからも来ているだろうなと思います。不調を予測できたり、予兆に気づいて早めに対処できればいいのですが、これがなかなか自覚できない。様々な対処法を駆使していきたいですね。

” 今の ” 自分に合う暮らし方を作ろうと手探りの日々。主治医には「あんなに焦らず減薬できたのですから、これからも焦らないことですよ」と言われました。本当にその通りだと思います。これからも色々あるでしょうが、焦らずに柔軟に一歩一歩とやっていきたいです。

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最近新たに自分の過去について分かったことがありましたので、書き記します。

掃除をしていて発見した昔のお薬手帳。東京で暮らし始めたときからのものが見つかりまして。記録をさかのぼって驚きました。

下記の記事に、胃の不調で胃腸内科を受診したときのことを書きました。

そのときの処方記録が残ってましてね。あ、あああー! って。初診は胃薬だけだったのが、2週間後から抗不安薬を出されてました。私、仕事のストレスで眠れないとか、緊張してるとか言ったかなあ? 覚えていない。胃酸が上がってくるので眠れなかったとは記憶していますが…

まず、セディールを2週間。セディールはアザピロン系ってやつですね。それが、次はソラナックス(ジアゼパム換算 約3.75mg ※稲田式)2週間に変わってました。ベンゾジアゼピンですね。あれま… 私、心療内科にかかる前からベンゾを飲んでるわ。自覚なし。「熟眠できるようにする薬。不安や緊張を和らげる薬」って書いてありますが、それが何なのかまでは考えてなかったですね。私、内科で精神薬を出されますがな。

そんでもって、これ以上はうちでは見れない。心療内科へ行けと言うのは、1か月しか抗不安薬は出したくないからだったと思われます。私はもちろん離脱症状なんてものは知らずに一気断薬してます。この時の薬を止めた後症状は、多分ほとんど原疾患でしょう。どういうこっちゃ! というような変な症状はなかったと記憶してます。(あ、でも、この記憶も今となっては脳内改ざんしてる可能性も無きにしも非ずか…)

数年後にコーヒー事件(過去記事)で胃の不調が再発して、同じ胃腸内科へ行き、今度は最初からソラナックスが同じ処方量で1か月出されていました。そしてまた一気断薬。その後も調子は悪く、仕事のストレスがさらにかかって半年後に救急車、初 心療内科です。下記過去記事がその頃の状態。

私は自分の意志でベンゾを飲み始めたと思ってたけど、ちょっと違ったかも? という話でした。もう誰にも証明できないことですが、もしも、ソラナックス1か月で身体依存が形成されていたら? 1か月じゃ身体依存が形成されるわけがないって言いきれないところが、個人差の難しいところでしょうか。(上の記事に書いた様々な不調は、ソラナックス一気断薬による離脱症状も含まれていたかも?)いやしかし…精神科じゃないところで、何でこういう処方になるんだろう。ほんまに勘弁して欲しいわ!と思いました。