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全然だった ~Tシャツにシミを添えて~

どこかで、もう受け入れた、吹っ切れた部分はあるだろうと思っていました。

でも、全然そうじゃなかったらしいです。

部署異動で~

ストレスで~

適応障害で~

心療内科で~

減薬離脱症状で~

退職で~

療養で~

って、noteに記事を書き続けています。今もこうして同じ内容を書いていますね。

書くことで頭を整理して、気持ちを整理して。それらの出来事を受容するところまで、私は来れたかなって気がしていたのです。

ヒーヒー言いながら書き出していたんだから、もう気持ちは落ち着いただろうと。もう、書くことじゃなくて、実生活で「口で話して」も、ある程度は冷静な自分がいてくれるんじゃなかろうかと。そう思っていました。

実際、笑いながら話せてたんです。聞いてくださいよ~こんなことがあったんですよ~ひどくないですか~ って。

でも、最近。

面接に近い形というか、向こうからグイグイ聞かれる場面に遭遇しまして。事の始まりから話し始めましたら、笑いながら涙が止まらなくなっちゃったんです。

びっくりです。

相手の傾聴が、すばらしく上手かったってのもあると思います。

とにかく、私は、

過去8年くらいを思い出しながら、

むちゃくちゃ腹が立っていました。

あれも、

これも、

あいつも、

こいつも、

私も。

頭では赦したい、赦すことは大切なことだと。頭では、わかっていても。

それはまだまだ無理なことで。

悔しくて。

たまらなく悔しくて。

怒鳴りつけたいほど、私は今でも怒っている。猛烈に。

そういう自分を、はっきりと見つけました。

そして、好きなこと、やりたいことは、やっぱり全然変わってないこと。私はそうやって生きていきたいのだと痛感しました。

私のあきらめの悪さ、執着心の強さたるや。


あきらめなくていいんよ。

何度でもチャレンジしたらええ。

そう言われると、もう、無理でした。

大粒の涙が、パタパタパタ。

紺色のTシャツに大きな染みができていくのを見て、私は苦笑いしてしまいました。

泣いたらスッキリするって言うけど、ぜ~んぜん! もう、疲労困憊でした。ハイ、閉店ガラガラ。

この2年、noteにいろいろ書いてきましたが、自分で自分をうまいことだましていたんじゃなかろうかと、自分が信じられなくなるくらいには、しみじみショックでした。

それは、理想の空論に過剰に適応して、ある一定の結論を得て誤魔化していただけだったのかもしれないし、癒す積極的アプローチを間違えていたのかもしれないし、

いや、違ってはいなくとも、まだ足りないのかもしれないし。

じゃあ、どうしたらええんじゃろ? ってのは、ようわからんのですが、

とりあえず、この、グニャリと歪んだ視界のまま、まだまだ全然わたしゃ悔しいものは悔しいし、あきらめてないからなと口に出していくところから始めようと思います。