見出し画像

食事で頑張れる体づくり

この記事は、あくまで一個人の体験談記です。食事の代謝には個人差があり、必要な栄養素や量も人により様々で、誰一人として同じではないことをご理解いただいた上で、お読みいただければ幸いです。

ストレスで体調不良になったときから、いや、それ以前から、
ものぐさなひとり暮らしの私の食生活は壊滅的でした。
以下が、そのときの私の食事内容。

・菓子パン
・カップラーメン
・インスタントの粉スープ
・野菜ジュース
・ジャンクフード
・甘いお菓子
・ポテチ

以上

...これ、マジです。
3食菓子パン。
3食カップラーメン。
それが私の普通でした。

ポテチ1袋で食事を終わらせることも しょっちゅうでした。
かなり偏っていたと思います。好きなものを好きなときに好きなだけ食べていたのです。自炊はほぼ してませんでした。これが約10年間続きました(半年ほど違う食生活をしてたことがありますが、その話はいつかまた。)

そんな中、ベンゾジアゼピンの離脱症状に襲われ食欲不振に陥り、体重はガタ落ち、エネルギー不足で毎日ふらふらな状態でした。


人の体は食べものでできている。

私の体は前述の偏った食ベものによって作られていたのですから、体調を崩しちゃうと、良くなるもんも良くならないのは簡単に想像できました。
基礎がガタガタなのですから、離脱症状から立ち直るにも時間がかかってしまうだろう。
エネルギー不足、栄養不足では、きっと治癒力も働きたくても働けない。

アシュトンマニュアルには、こうあります。

人間は進化を通して、多彩な食物から必要な栄養素を吸収し、不必要な生成物は排泄するように、極めて上手く適応しています。離脱にあたっても、果物や野菜をたっぷり食べ、(肉や野菜から)たんぱく源や脂肪分を摂取し、精白糖や“ジャンクフード”を摂り過ぎないようにして、バランスのとれた普通の健康的な食事をすることにより、必要とする全ての栄養素を摂取することが出来ます。

なので、私は退職して実家に戻って母に協力してもらい、すぐさま食事の改善を始めました。
減薬をがんばれる体づくりをするぞ!

***

食事改善する直前は、胃薬多剤(5種)飲んでやっと食べられている状態でした。(私はストレスが胃腸症状として出やすく、離脱症状も食欲不振が著しく食べられなかったのです。)

私の食生活は、以下のように変わりました。意識してよく食べるようになった物は、

・野菜を毎食たっぷり(温野菜が好き)
・鶏肉(ムネかササミ)
・豚肉
・魚(特に青魚が好き)
・卵
・味噌汁(豆腐)
・シジミ汁
・米麹レシピ
・納豆
・ナッツ類(間食代わり。1日数粒)
・胡麻
・バナナ
・キウイ
・りんご
・水(白湯または常温水)
・塩は海水塩
・米は1日2膳弱
・蜂蜜(ちゃんとした蜂蜜)

野菜、タンパク質、ビタミン・ミネラルを意識するようになりました。

逆に意識して食べないようにしていた、又はまったく食べなくなったものは、

・小麦製品(特にパン、麺類)
・揚げ物
・上白糖や人工甘味料を使ったお菓子
・牛乳(牛乳でお腹がゆるくなるタイプだから)
・カフェイン
・アルコール

物心ついた頃からパン派でした。好きな食べ物は? と聞かれたら「パンと麺類」と答える私がそれらを食べるのを控えたのは、かなり大きな決断でした。最初は「パン食べたい~」という体の欲求があったのですが、しばらく食べないでおくと「別に要らないや」と思うようになりました。

ガラッと変わった私の食生活。
それと当時に、離脱症状が現れてから1年以上常用していた胃薬5種が徐々に減っていき、ついに胃薬ゼロを達成しました。

***

食事改善してから1年以上経ちました。
ずいぶん私の体はよくなったなという実感があります。
今のところ、離脱症状は軽く済んでいます。
常にエネルギーを補給していて、そのエネルギーが体を循環するようになったという感覚があります。

食生活を改善しても、すぐには体は変わりません。
数か月はかかります。
始めて3か月からって話も聞きます。
なので、根気よく続けること。
この食事が当たり前になってしまえば、こっちのものです。

体の中でうまく栄養素を合成したり、吸収したり。
排出するものは排出できる、強い体づくりが減薬の助けになると私個人は思っています。