眠れなかったのは
仕事のストレスで不眠になっていた6年前。あのときの頭の中は、次から次へと自動的に湧いてくる、自分にもよく分からない怒りや悲しみが高速旋回していました。
1年前からは、減薬の影響で自律神経が狂ってしまって、交感神経が働きっぱなしで眠れない状態に。頭の中は同じ曲が無限にループ。イライラや衝動が体に走っていました。
最近は、たまに眠れない日があるくらいで、落ち着きを取り戻しつつあります。今日は眠れるだろうかと不安が頭をよぎることも、いつの間にかなくなっています。
朝晩が冷えるようになり、布団のぬくもりが心地よい季節になりました。先日、私の心臓は、久しぶりにドクドクと早鐘を打っていました。その音が頭に響いて、まぁ良く聞こえること。
うるさい。
うるさい。
うん?
心臓が、うるさいのね?
ドクドクというか、これは、ドキドキ。
動悸!
フフフ。
そう。
今日は、私、眠れないみたい。
どうしてかしら。
いえ、わかってるわ。
これは、恋ね。
心臓がキュウってなるの。こんなにドキドキしていたら、そりゃあ、興奮で目も冴えるでしょうよ。エヘヘと笑いながら、布団の中でもんどりうっていたら、外がほのかに白んできました。
こんなに幸せな不眠があったのか。私にもまだまだ恋する乙女の部分があったのかと嬉しくもあり、恥ずかしくもあり。眠れなくても私、幸せ~♡ なんてアホなことを考えていました。
頭の中はもう、
推しのことでいっぱい!!
この数年の長いお休みを経て、推し活という、心と体が全力投球できる状態まで戻ってきているようです。ありがたいことです。
推しのことが頭を離れないとは言っても、眠らないことには、せっかくここまで回復した脳にはごめんよなので。
推し活の温度は体温から2℃ほど下げることにします。
ほんとは、200℃で推していきたいんだけどね!
そうなってしまうと私、食事も排泄も睡眠も全部削っちゃって、最後にはカスしか残ってない状態になっちまうので。
自重自重。
あ、先日38歳になりました。
ありがとうございます。
一生、オタクだよ。
おしまいだよ!
(最初のシリアスな書き出しが台無し)