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挑戦しようとしていた わたしの背中を押してくれた曲

今から約15年前、大学受験。
その孤独な戦いに挑んでいた わたしは、ストレスで顔にニキビができまくっていました。

そんな当時に よく聴いていた曲を紹介します。

T.M.Revolutionの「Pied Piper」です。

「Pied Piper(パイドパイパー)」は2002年にリリースされた「INVOKE(インヴォーク)」シングルのカップリング曲。ちなみに、INVOKEは「機動戦士ガンダムSEED」の第1期OPでした。


「Pied Piper」の、この歌詞には特に勇気づけられました。

君なら... まだ間に合うよ
動けや... 壁の向こうへ

まだ、間に合うんだ。遅いことなんてない。

間に合う。

わたしは、受験勉強を真剣に考え始める時期が少し遅かったのかもしれません。高3の夏休みに初めて塾(夏期講習)に行きました。しかし、受験勉強はまだ他人事のように感じていました。

2学期になり、中間テスト、期末テストの学年順位が1学期よりガクッと下がりました。ここで、周囲が本気で勉強していることに気がつき、少し焦り始めました。

しかし、塾の勉強はザ・受験対策の解き方で、わたしにとっては勉強することへの面白みに欠けており「これでいいのだろうか」と迷いながら塾通いをしていました。

冬になると、さすがにそんなことも言っていられなくなり、歯を食いしばって塾のスピード感のある授業に食らいついていました。

追いかけられる夢をよく見ました。

そんなわたしは、国公立前期試験の3週間前にインフルエンザにかかりました。1週間何もできませんでした。大ショックでした。

参考書、赤本は、本当に勉強し尽くしたのか? インフルエンザにかかったことにより、不安と焦りがMAXになってしまいました。(でも、3週間前でまだよかったと思います。)

そんな時に「Pied Piper」を呪文のように唱えて… いや、歌っていました。

まだ、間に合う。

間に合う。間に合う。間に合う。

そうして焦りを鎮めて、自分を信じて動くことで、受験を乗り越えることができました。

「Pied Piper」は受験のときだけでなく、就活時にもわたしにパワーをくれました。そして、会社を辞めて新しい道へ進もうとしているときにも、わたしを力強く押してくれました。

これからも、何かに挑む時には、わたしにこの曲は欠かせないと思います。

歌詞は、こう締めくくられています。

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(この記事は、2020/01/15 投稿のリライトです。)


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