本を読むとだいたい、Facebookにレビューというか感想というか…な雑文を書くので、ここにまとめておくことにしました。
久しぶりに本を読みたくて、書店へ。 たくさんの文庫本が、特集棚に平積みにされていたり、書架で表紙を見せて陳列されている中から選んだのがこれ。 表紙のクロワッサンに惹かれたといっても、過言ではない。 さすが「シェフは名探偵」のタイトルでドラマ化された“ビストロ・パ・マル”シリーズの著者、近藤史恵さんの作品、きっと美味しいものがたくさん出てくるに違いない。 私はともかく、美味しいものが出てくる本に弱いのだ(読んでみれば、美味しそうな描写は随所にあり)。 新人旅行添乗員が訪れた
単行本が上梓されてから、気になっていたこの本。 つみびと (中公文庫 や 65-3) https://www.amazon.co.jp/dp/4122071178/ref=cm_sw_r_apan_glt_i_FJXDXBGRFPS1X2TBZ6Y1 ある日の仕事帰り、書店の入口で平積みになっていた文庫本を手に取り、覚悟を決めて購入した。 これはフィクションだけど、実際の事件から着想されている。 …ここからしばらく、文章を書いたけど消した。 なんだか、人の命が失われた
久しぶりに明け方まで本を読んでしまった… 須賀しのぶ『革命前夜』 書店の入口に、やけに熱いPOPと共に平積みになっていたので(Amazonで検索すると、その手書きPOPの画像があります)、「じゃあ…」と購入。 物語は留学先の東独(今は亡き東ドイツ)に着いた主人公が、昭和天皇崩御のニュースを知るところから始まる。 平成元年=1989年。 振り返れば歴史が動いた激動の年。 11月9日にベルリンの壁が崩壊するまでのお話。 ブックレビューでは「一人称なのに