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目指すものは一番身近に

母は私が5歳の時に父と結婚しました。
いわゆる継母。
弟は母が産んだ子なので、
前妻の子と自分の子を一緒に育てる
とても大変な状況だったと思います。

でも私、母が弟を私より愛してるって
一度も感じたことがないんです。
常に平等に育ててくれた。

しかも弟は障害者で普通の人より手が掛かる。
それでも私は、一度も寂しいなんて
感じたことがなかった。

先日師匠と話していたら、
母のことを素晴らしいと褒めてくれたんです。
師匠と母とはスピーチの発表会の時に、
トイレで手を洗うのが一緒になっただけ。
その数分で母の、
誰にでも平等に接し、
何でも受け入れる心の広さを、
見抜いて褒めてくれたんです。

母のことを褒められて、
正直少し泣きそうになりました。
北京ダックを食べながら泣けないから
グッと堪えたけど、
あー、母はやっぱり凄いなって
感動しちゃったんです。

で、気付いたこと。
私は人を判断しない、中庸を目指すって
一生懸命学んで実践しようとしてるけど、
お手本となる人は一番身近にいたって。
母は私が小さい頃からずっと、
中庸でいてくれてたなって。

母への尊敬の気持ちが更に強まった、
とても良い時間でした。
あなたの目指すものも、
実は身近にあるかもしれません。

これを読んでくれた方が、
少しでも明るい気持ちになれますように。

#人生脚本
#ご喜楽に
#人生楽しく

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