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”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.217 ~木の芽時の全身倦怠感への対処法~

こんばんは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

今日のテーマは「”ペインフリー店長”に訊いてみよう!Vol.217」です。

毎週土曜日は「お客様からのご質問」にお答えするコーナーです。

【今回のご質問】

「毎年この時期になると”全身倦怠感”に襲われます。何をしてもあまり効果を感じられないのですが、何か良い対処法などはありますか?」

この時期に「全身倦怠感(なんかだるい、、)」を感じている方は多いと思います。

かくいう自分も、さすがにこの気温差と気圧差で、若干「倦怠感」に襲われつつあります。。笑

今の時期~春先にかけてが、一年の中で一番体調を崩しやすい時期だと言われており、昔の人もこの時期を

「木の芽時(このめどき)」

と呼んで、いつも以上に健康に注意するようにしていたそうですので、納得です。

・激しい寒暖差

・激しい天候の移り変わり

・年度末による多忙

・生活スタイルの変化

などなどに加えて「花粉症(アレルギー)」もありますので、いろんな角度から倦怠感が襲ってくる状態ですね。

これらの対処法として考えられるものとしては、

「呼吸の改善」

があると思います。

「呼吸」が浅いと血液内の酸素量が減少します。

血液は全身に酸素と栄養を供給する役割がありますので、酸素量が減ると全身に必要な酸素がいきわたらなくなるということですね。

要は「酸欠状態」になるということです。

特に「脳」へに酸素量が不足すると全身倦怠感につながりやすいと言われています。

もうすでに一年以上「マスク」をすることが各所で求められていますので、より一層、「呼吸」が浅くなりやすくなっています。

「マスク着用」に関しては少し前に記しましたが、エチケットとして当たり前化しつつあります。

ただ、上記の「呼吸」への悪影響を考えると、

「必要な場所以外では外す」

ということも併せて認識しておくべきだと思います。

話を「呼吸」に戻しますと、呼吸は大きく2つに分けられます。

①横隔膜呼吸(いわゆる腹式呼吸)

②肋間筋呼吸(いわゆる胸式呼吸)

”お腹を大きくふくらます”か”胸を大きくふくらますか”の違いですが、使っている筋肉が異なります。

横隔膜とは、、

胸腔と腹腔の境界にある筋板のこと。横隔膜の上に肺、右下に肝臓、左下に胃が接着している。

です。

続いて、肋間筋とは、、

肋骨と肋骨に間にある筋肉のこと。

です。

「横隔膜呼吸」にせよ「肋間筋呼吸」にせよ、この二つの筋が正常に動かないと正しい呼吸をすることは難しいと言われています。

呼吸を改善したい場合は、上記の2つのポイントを改善する必要があるということですね。

横隔膜と肋間筋へのセルフケア方法は以下です。

○横隔膜へのアプローチ
→仰向けで寝る
→肋骨のきわの部分に4指をあてる
→息を吐いた時にきわにあてていた指を内側に押し込む
→息を吸った時に指を離す
→これを10回繰り返す

○肋間筋へのアプローチ
→横向きで寝る
→上にくる方の肋骨と肋骨の間を中指でさわる
→軽くグリグリして痛みや効いている感じのする場所を見つける
→場所が決まったらそこに中指をあてる
→息を吸った時にあてていた指を軽く押し込む
→息を吐いた時に指を離す
→これを10回繰り返す
→反対側でも行う

という感じです。

全身倦怠感への対処として実行してみると良いと思います。

参考になっていれば幸いです。

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