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その㉞Cinema (Skrillex Remix) Re-Creation - Part 5/5


1.はじめに

ついに完結編です。EDMスタイルのBassサウンドデザインについて学ぶTutorial。第5回目は細かなGrowl音の作成と低音の追加、パラレルコンプレッションを使った簡易MIXについて説明をしています。

2.ネタ元動画の紹介

こういったスタイルのTutorialを無料で公開しているMr.Billさん。感謝しかありません!!Mr.Bill以外にも海外Tutorialは良質なものが多いです。自分の好きなジャンルで、同じDAWなら積極的に挑戦してみてはどうでしょうか?

3.少し解説

今回は赤枠の所追加している。

具体的には「Eye Yiye」「Dirty_Growl」「Sub」の3トラックになります。
順番に紹介しますね。

a)「Eye Yiye」

Noteは「F#0」
配置例
Rack概観
MASSIVEの設定例

今回、改めて感じたけど、「MASSIVE」はホントに使いやすくて優秀ですね。まだまだ現役で活躍できますよ。
エフェクトは、その㉚で紹介したEQを使ってフォルマントを過激にいじるエフェクトをそのまま流用しています。

b)「Dirty_Growl」

これは、「Eye Yiye」トラックをオーディオ化して配置しています。
細かいやり方は動画で確認してください。

オーディオ化して再加工はMr.Bill最頻出のテクニックです。
エフェクトは、その㉚で作成したラックを流用。Dryトラックを消去しています。

C)「Sub」

全体を通して聞いてみると、Sub(超低域)成分が足りないことから、最後にサブベースを足しています。

こんな感じで打ち込んでいます。
Operatorの設定。普通のサイン波を低音で鳴らしているだけです。 

d)ミックスについて

楽曲が完成したらミックス方法について、ビデオの後半で説明しています。
まあ自分の耳を頼りにフェーダーワークをして、パラレルコンプレッションを楽しもうって感じです。

私の設定例です。

しつこいですが、動画で丁寧に解説しています。

完成形はコチラ↓

以上5回にわたって、Skrillexのサウンドを再現するTutrialを紹介しました。
過去記事のリンクも載せておきますね。


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