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その㉚Cinema (Skrillex Remix) Re-Creation - Part 1/5


1.はじめに

 このMr.BillのTutorialを淡々と紹介するNoteも30回目を迎えることができました。元々は、自分の覚え書きとして始めたものですが、たまにイイねとかを頂き、大変励みになっております。
 さて、30回目は、Skrillexのサウンドを再現する方法について、以降5回に絮って、Mr.Billが説明をしていきます。
 正直言うと、初心者には少し難しい内容かもしれませんが、動画を見れば理解できる内容となっています。(彼の動画はちゃんと見れば分かりやすいです。途中を端折ったりが少ないと思います。)

2.ネタ元動画の紹介

主にベースラインの作成方法について、延々と語っております。リズムセクションは単純なので端折っていますが、、、。
シンセはu-heのZebraを使用していますね。持ってない方は違うシンセで代用できます。(大丈夫ですよ、私も持っていないので)

3.リズムセクションの紹介

動画では詳しく述べていないリズムセクションについて簡単に説明します。まあ、(動画を止めて見れば分かりますが)
余談というか毎度言ってることですが、こういう初めから作るTutorialこそ、「実践あるのみ」です。上手くいくかいかないは二の次です。実際に今持ってるもので挑戦することで自分のスキルが格段にUPします。

2小節LOOPを拡大してみたよ。このとおり打ち込めば同じ感じに出来るはず。

まあ、ポイントはハイハットとシンバルを2種類ずつ使って変化をつけてるトコかな。基本的にシンプルなパターンですね。

4.センドエフェクトについて

この動画でリズムセクション以外にも端折っているところがあります。それは、センドで利用しているエフェクトについてです。Mr.billは計5つのセンドエフェクトを起ち上げています。一応順番に見ていきましょうか。

・ショートリバーブ
リバーブは短いものと長いものも好みで設定すれば良いと思います。

Room Reverb設定

・ロングリバーブ

Long Reverb設定

・ニューヨークコンプ
まあ、ここから3つは全て帯域処理して切り取った音にCompをかける設定ですね。

NewYork_Compの設定

・Midコンプ

Mid_Pararell_Compの設定

・Hiコンプ
FilterDelayをいれて、高域のステレオ感を強調する設定になっているのが肝ですね。

Hi_Pararell_Compの設定

ちなみに、リバーブの設定は動画では分かりませんが、パラレルコンプの設定は、動画で(もの凄く早いですが)説明していますので、私のキャプチャなんか見なくても設定は可能ですよ。英語が全くできない私でも再現可能なので、皆さんも怠けずに手を動かしてみましょう!

5.Bass音色とラインの作成①

さて本題のベースラインの作成ですが、とてもシンプルです。

「A」「F#」

説明不要かと思われます。途中「E」「F#」を加えていますが、動画見れば分かります。このくらいの音をコピー出来ないようでは、このTutorialは諦めて、なんか楽器の練習をしましょう。

面白いのはココからです。彼はZebraを使用していますが、私はVitalで挑戦してみました。

Main画面の設定
波形は自分で適当に描画しました。
一応LFOの変調先も載せときます。

それなりの音が出来上がったら、変態的にエフェクトを追加していくんですが、かなり面白い。エフェクトラックを入れ子のようにして複雑なものを作り上げていくんですよ。頼れるのは自分の耳だけです。

エフェクトラックの全体像①
エフェクトラックの全体像②
エフェクトラックの全体像③

途中で何やってるのか分からなくなるかもね、これだけ長いとね。
まあ、一から解説しても芸がないし、(この過程は丁寧に動画で説明しているので必要ないよね。)とにかく動画を何回も見てチャレンジしてほしいな。
ポイントはEQでフォルマントを強調して変調するところかな。このエフェクトは他でも多用できそうだね。

過剰なEQでFormantを強調している。
違う帯域のチェーンを5つ作成してChainSelecterをマクロで動くように設定している。
分からない人はマニュアル等で調べてね。

そして、最後にオートメーションでグリグリして完成というわけです。

オートメーションを書いたら完成!!

とりあえず、ここまでの動画がコチラ



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