第60回 転んだ娘と父母の関係
昨日娘は、お風呂からあがったとき、脱衣所で盛大に転んでしまいました。
激しく泣いたので、わたしも妻もおろおろして娘になにかあったらどうしようと言っていましたが、
娘はしばらくして、泣き止んで寝てしまいました。
ああいうとき妻はそれこそ全身で包み込むようにして娘を抱きます。
あの姿を見ると、母には敵わないのだと思わざるを得ません。
いつの時代も父親の役回りというのは嫌われ役です。
娘が成長すれば、臭いとか言われるのですが、それでも娘がかわいいのはかわりがないのです。
娘が父親から離れていくのは遺伝子にプログラムされているからだという説もありますが、
いつかはわかる時が来るのでしょう。
父としては今を楽しむよりありません。
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