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レモンがレモネードになる日まで

こちらの記事タイトルに引用したのは、プライムビデオで観ている海外ドラマの中の大好きなセリフです。

「人生は時に酸っぱいレモンを差し出す。私はそのレモンでレモネードを作りたいと思ったんだ。」
(This is us 第一話より)

私にとってのレモンは、なかなか子供を授かれないということです。

レモネードになるかはまだ分かりませんが、不妊治療の辛さとか愚痴だけで貴重な若い時間を過ごしたくはなくて、ライター活動やブログを始めました。

自己紹介と、同じように悩む人へのエールを込めて、不妊治療のこととライター活動を始めたきっかけをかきたいと思います(^^)


はじめての妊娠と流産

結婚して約半年、27歳の頃にはじめて妊娠しました。
妊娠が発覚したときは、予定していたより早かったことに驚きと動揺もありましたが、嬉しかったです。

産婦人科で妊娠を告げられた次の週に下腹部に違和感があり、少量の出血があったため仕事を休み病院にいったところ、流産とのことでした。

初期流産で、胎嚢はあるものの受精卵が成長しなかったこと、妊婦のうち5人に1人の確率で起こるもので誰にも責任はないこと、数日後には手術を行うこと。

医師が説明してくれましたが、上の空でぼーっとしていました。
流産って、なぜか自分にだけは関係ないことと思っていました。

その後母親に電話して、夫に電話して、実感が湧いてきて号泣しました。

手術も辛かったし痛かったし、バカだから安定期でもないのに友達に話してしまっていて気まずかったし気を使わせてしまったし、あの日からいろんなことが変わってしまった気がしました。

その後会社に復帰したのですが、それまで子作りという子作りもしてなかったのに、いきなり焦りだしてヒステリーを起こすこともしばしば。
夫には本当に迷惑かけたなと思います。

流産してから半年経った頃、焦って不妊治療をはじめました。
まだ27歳、流産してから半年しか経っていないのになにをそんなに焦っていたんだろう、、と今は思いますが、それほどに自分が流産したという事実がショッキングだったんだと思います。

近所のレディースクリニックで、不妊治療専門ではない小さな病院に通うこととしました。

検査した結果、私も夫も特に問題無しということで、とりあえずタイミング法を行ったのですが、会社から遠い病院への通院との両立ができず、また精神的な負担も感じるようになり、治療に専念するために休職させてもらうこととしました。

いつもは会社の堅苦しさやイケてなさに不満を感じていましたが、こんなときばかりはこの会社・職場でよかった、、と本当にありがたかったです。

半年間休職し治療を続けましたが結果が出ず、次第に会社を休む前よりも追い詰められていきました。

不妊治療をする女性の半分が会社を休職するか退職しています。

たしかに、仕事と治療の両立は体力的に辛い上、身体の状態で毎月突発で通院日が決まるのでスケジュール的にも融通がききません。

人によるとは思いますが、私の場合は治療に専念することでさらに精神的に追い詰められていきました。


週二回は通院し、通院の時はスーツを来た人を見るたび罪悪感を感じ、毎日というより寝るとき以外ほとんど治療のことを考えて、排卵日には殺気立って夫に八つ当たりして、それなのに結局生理がくる。

1ヶ月間の成果がなにもないんです。
働いていれば、毎月頑張った結果のお給料が貰える。
でも妊活や不妊治療は妊娠することでしか報われない。

妊婦さんを見かけたり、テレビで芸能人のおめでたニュースを聞くだけで心臓がぎゅっとつかまれた気持ちになって、友達のおめでたニュースを聞くたびに泣いてました。

ヤバい精神状態だったなと思います。

結果的に半年で治療をやめ、会社に復帰しました。

復帰することにも勇気がいりましたが、温かく迎えてくれた職場の人に本当に感謝しています。
そして、毎月お給料という成果がもらえて、何かしらの役に立ててる実感があるということに救われています。

そこからちょうど一年経ちましたが、なかなか授からず今月から治療を再開予定です!

専門クリニックにし、通いやすい場所にあるし、ついにフレックスも導入されたので前よりも通院が楽になるのでは?と期待しています。

まだまだ落ち込むこともありますが、これまでの経験を通じて自分に【逃げ道】を作ってあげることが大事なんじゃないかなと思いました。

何かひとつが上手くいかなくても、ほかに頑張ってると思えることや自分を認めてあげられることがあるということが大事だと思うんです。

これから治療を再開し、いつ授かれるかは分かりませんが、長い目で見ていきたいです。

そして、不妊治療の補助金がもっと充実したり、企業でのフレックスや休暇が整備されて不妊治療を受ける人みんなの負担が減りますようにと願っています。


ライター活動をはじめたきっかけ

流産してよかった、と思うことは絶対ないですが、流産の経験が結果的にブログを始めたり、記事を書くきっかけになりました。

会社を休んで通院し落ち込んでいるときに、
「私の20代、不妊治療に支配されて悩んで落ち込むばかりでいいのか?」
と思ったのです。

そんなの嫌だ、何かしたい!逃げ道を作りたい!と思い、昔小説家や雑誌の編集者に憧れたことを思いだし、記事を書いてみよう!と一念発起したのでした。

まずはクラウドワークスで1記事2,000円ほどで決まったテーマで依頼された記事を書き、そのあとブログを開設しました。

依頼されて他社サイトの著作権になる記事を書くだけではただのアルバイトだな と思い見よう見まねでレンタルサーバーを借りて、ワードプレスで作りはじめました。

開設後半年経って広告収入はまだ200円足らず。。笑

道半ばどころではありません。笑

でも愛着があるし、楽しみながら更新していきたいです!

私には突出したような特技や才能はありませんが、通信企業で培った知識と、ケチな性格からリサーチし始めたお得情報を発信して、役に立てる記事を書いていこうと思います☺️

pagumi-note (パグミノートと読みます。)ぜひ読んでいただけると嬉しいです!


最後に

実は去年家も買いました!
これも妊活が上手くいかない落ち込みから気分を変えたくて思いきったものです。


記事の写真は我が家のリビング。
誰の役にもたってませんが、私自身への癒しと仕事の励みになったのでこれもひとつのレモネードでしょうか。。笑


妊活に悩む人も、人生の選択に悩む人も、仕事や人間関係に悩む人も、みんないつか自分にとってのレモンをレモネードにできる日がきますように!


note有料記事を無料で公開してるので、ぜひブログもご覧ください☺️

youtubeも始めました。


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