ガリガリ君
いま、頭を悩ませている、教育機関の現場があります。言ってしまうと、とある大学です。
毎年の野良猫の繁殖を見兼ね、昔、有志で地域住民が手術をしました。
(正確には、餌やりのおじさんと私。)
その後、教育機関へ、地域猫の説明をし続けて居るのですが、今の今まで、全く理解してくれておりません。
今は、住民お一人に管理をお任せしてるのですが、そこへ突如ガリガリの茶トラ君が現れたとの事。しかもとても慣れている様子だと。
警察署、愛護センター、連絡しましたが、迷子届けは出ていないとの事。
病院に行き、必要な処置をしてもらい、去勢済みという事もわかりました。
きっと、捨てられたか、それか、家から出たのに探されていないか。
どちらにしろ、無責任な飼い主の、元飼い猫である事は確かでしょう。
餌場がわからず、彷徨い、痩せてしまったのかもしれません。
こういう子はお外では生きていけません。
愛玩動物の遺棄は、犯罪です。
病院へ行き、しばらく保護された後、お近くでお迎えくださる家族がみつかりました。
猫が増えるのは、不妊手術をしないで餌をあげるから。
そこへ捨てる人がいるから。
逃しても探さない人が居るから。
生き物との共生は、折り合いと、継続と協力がキーワードかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?