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慣れた野良猫さんのその後

飼いを見つけたラッキーな慣れ猫(地域猫)さん。
この猫さんを巡って、あるひと騒動がありました。

保護をする前日、たまたま出会った別の方もこの猫さんを飼いたいと思っていた事がわかり、どうしようとなったのですが、話も進んでいたので事情をお話しし、その場を円満に終わらせたと私達は思っていたのでした。

が、私たちが帰った後、その方が猫さんを連れさろうとしたのです。
たまたまその時、近所の方が家の外に出ていたので、危機一髪!呼び止める事ができました。
聞く所によるとその方、とても興奮していたそうで、ご近所の方は、ただただ返してもらえるよう謝りつづけたそうです。
時間はかかりましたが、なんとか理解してくれ、やっと猫さんを放してくれたのですが、「私がこの子の飼い主じゃダメってことですか?他の猫を飼えなんて私をバカにしている!もう2度と会いたくないです!」と言われ、走り去っていったのでした。

時間があれば慣れるだろうけど、泣く泣くリリースする子達や、病気やケガで保護が必要な子とか、助けて欲しい猫は沢山いるのですが…、人によって思い入れもそれぞれあるもので、うまく需要と供給があわないものですね。

やはり、慣れてる猫は色んな意味で心配です。
ほんとは、保護した後貼り紙でも貼りたかったのですが、それをするとここに猫が捨てられるからやめた方が良いという事になりました。

そんな騒動を乗り越え、猫さんを無事保護し、病院へ連れて行くことが出来ました。
検査の結果、9歳から10歳くらいという事でしたが、血液検査も問題し。預かりさんのお宅で3週間過ごした後、今週無事新居へ移動したのでした。

これから徐々に新しい生活を、飼い主さんと共に慣れて過ごしていって欲しいので、まだまだ目が離せませんが…。取り敢えず、よかったよかった。

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