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MZ世代ディズニー懐古厨による 20周年前後の東京ディズニーランドが至高だった話|

東京ディズニーランドは、今年で40周年を迎えた。祝祭のムードも相まって、かなり盛り上がっている。

そこで、だ。20周年前後、当時の東京ディズニーランドが懐かしくなった私は即座に筆を取った。(正確にはメモアプリに指を走らせた)

とはいえ、40周年の賑やかな雰囲気に水を差すつもりは毛頭ない。今、ここで20周年前後の振り返りをすることで、改めて。東京ディズニーランドの進化し続ける魅力を噛み締め、40周年のお祝いに力を注ぐことができると信じ、書き進める。

記憶違いのないよう調べながら書く予定ではあるが、違った情報があればコメントで教えてほしい。そうでなくても、当時の東京ディズニーランドが懐かしくなった人はひとりごとを残すつもりでコメントしてくれると嬉しい。


20周年の前後って何があったの

1983年にオープンしたディズニーランドは、2003年に20周年を迎えた。

それに伴って、2003年1月25日から20周年をお祝いするイベントが開始。

アニバーサリーイベントの象徴といえば、日中に開催されるデイ・パレードではないだろうか。俗に言う、Dパレである。(以下Dパレとする)

40周年の今は「ハーモニー・オブ・カラー」が、
20周年のディズニーランドでは「ドリームス・オン・パレード」が、また、25周年では「ジュビレーション」が開催されていた。

その他にも「ハピネス・イズ・ヒア」など、ディズニーファンの心を鷲掴みにする音楽やパフォーマンスに溢れている。この機会にもう一度、調べて、見て、聴いてほしい。本当に。

いつもは見ないショーやパレードを久しぶりに見ると、誇張抜きにぎゅんっと心臓を掴まれるので、いまnoteを閉じて、一旦自分の一番好きなショーやパレードを見てきてほしい。

シーの思い出もぽつぽつ

20周年の前後で様々なイベントが開催されたが、わたし個人として思い出深いイベントは、「ディズニーキッズ・サマーアドベンチャー」や「ハーバーサイド・クリスマス」。

思い返せば両方シーのイベントだった。(前者は後々ランドでも開催されたが)

ディズニーキッズ・サマーアドベンチャーはその名の通り、小学生を含む児童を対象とした夏のイベントで、2003年はシーのみで、2004年からはランドでも開催されていた。

概ねスタンプラリーのようなものではあったが、クリアした際に貰える記念品が何より嬉しかった。ちなみに記念品はシーならノート、ランドならメダルが貰える。

あと、クリア後にボーイスカウトのような衣装を着たミッキーと写真が撮れた…ような気がする。赤いバンダナを巻いて、帽子をかぶったミッキーの特別感たるや…。

当時小学生だったわたしは汗だっくだく。けれど、そんなこともお構いなしなくらい夢中になって東京ディズニーシーを駆け巡った記憶がある。

また、冬を迎えると、「ハーバーサイド・クリスマス」が開催。CMでも流れていた「Welcome to Chirstmas」はディズニー好きなら誰しもが好きな名曲だと信じている。

突然だが、地方住みのわたしは夏休みのタイミングにしかディズニーへ行けなかった。そのため、いつかクリスマスのディズニーに行ってみたいなあ、と心の中で密かに願いつつ、「Welcome to Chirstmas」を聴くことでなんとかおうちでディズニー気分を味わっていた。

ディズニーの曲にはそういった記憶を掘り起こしてくれるという魅力もある。その度懐かしくなって涙腺がゆるんでしまうのは私だけだろうか。。

20周年の目玉といえばドリームスオンパレード

先述でもある通り、20周年を迎えた東京ディズニーランドではドリームスオンパレードというDパレが開催された。

フロート数は計18台で、歴代で最も多いと言われている。これから先、この数を越えていくことはあるのだろうか、楽しみだ。

私はこのパレードのコンセプトが本ッッッ当に好きだ。きらきらと輝いていてかわいい。ディズニー作品と、各エリアを紹介するようなフロートの融合がたまらない。もちろんアニメーションだけのフロートも好きだ。けど、それ以上にテーマパークとしてのディズニーも大好きだから。テーマパークらしさのあるこのパレードが本当に好きだ…。

本当はフロートのひとつひとつ、事細かに説明したかった。が、いかんせんフロートは18台もあり、だらだらと語りがちな私の文章では簡潔にまとめられない。未熟さに打ちひしがれた。…ということで、特にコレだけは触れずにいられない!というものだけ書き残しておく。

まずは、ビッグサンダーを意識したようなフロートに乗るチーデー。インディアンな雰囲気がとてもよい。心が限界までへとへとになった日は、無邪気にけらけら笑ってるチーデーにただただ涙する日もあった。あとは、歩いてるサボテンの顔が個性的でかわいくて好き。

ミッキーは流れ星みたいなフロート。リボンのような装飾があって、きらっきら。日光に反射して、いつもより輝いて見える。

「いつまでも楽しい夢を見続けよう」

ちょっとパラパラっぽい?踊り方に時代を感じた。青の衣装が20周年お祝い、フロートやパレードの雰囲気にぴったり。

ウィッシングダンスを踊ったあとに舞う紙吹雪やシャボン玉は、本当に魔法にかかったような気分にさせてくれた。ディズニーの世界に自分も入れたような気がして嬉しくなったものだ。

というか、ピーターパンのフロートかんわいいい!!!時計台を軸にしてリボンを巻いたような装飾に、周りは雲で覆われてて、まさに夢みたいな一台。

けど正直、いっちばん記憶に残っているのはグーフィーのフロート。グーフィーが作ったであろう変な機械に乗ってて、世界観マックスやん!となった記憶。(息子じゃない)パッチワークというか、ありもの(ガラクタ)で継ぎ接ぎして作ったのかな…と想像力を掻き立てられる。妄想万歳。

今細かく見てみると、こんなとこにこんな仕掛け!?みたいなことがあるからトゥーンタウンのオタクはやめられない。けど、そのポップな雰囲気が。やけにカラフルでまぶしいくらいのフロートが、トゥーンタウン、ひいてはグーフィーらしさを感じる。

ころころと世界観は変わるけど違和感なく、むしろひとつの作品として見れているのは合間合間で盛り上げてくれているダンサーさんや音楽をリミックスしたりしてくれている皆さまの賜物だなと。。こんな風に言語化することで、気付いていなかったドリームスオンパレードの魅力を再発見できた。

今はなきアトラクションも…

20周年前後の東京ディズニーランドには、今はなきアトラクションや施設が多く存在する。ウォルトの「ディズニーランドが完成することはない。」という言葉通り、ディズニーランドは今も進化し続けているのだ。

20周年の前後でいうと、ミートザワールド(2002年)ミッキーマウスレビュー、ジョリートロリー、グーフィーのはずむ家(2009年)などがある。

良かった…!どれも本ッ当にディズニーの世界観たっぷりで素敵なアトラクションだった…!正直、ミートザワールドに関しては乗った記憶がない(当時超ベビーだったので)。が、イントロが流れてきたらハイッ!と即答できるくらいMDでアトラクションの音楽を聴きこんでいて、大好きだった。

幼い頃は絶叫系がてんでダメだったこともあって(ガジェットのゴーコースターで喚いていた)(ただの迷惑)、上記にあるミッキーマウスレビューやトロリー、グーフィーの家はジェットコースターのようなスリルはないものの、ワクワク感が詰め込まれたアトラクションやグリーティングには本当にお世話になった記憶しかない。

ミッキーマウスレビューではディズニーが誇る音楽の数々を学び、トロリーではトゥーンタウンの世界観に触れ、全部がふかふかでぴょんぴょん跳ねられるグーフィーの家で本気で暮らせたなら、と思っていた。

まとめ

…と、いうことで。感情のままに20周年前後の東京ディズニーランドについて懐古し、綴ってきたが、いかがだっただろうか。

言葉にしておかないと、と思いひたすら打ち込んできた。読み返してみるとまだまだ、あれもこれもと語りたくなってしまうが、区切りとして一度。今日はここらで筆を置くこととする。拙い文章ではあるが、皆さまの当時の記憶を少しでも掘り起こすことができていたならうれしい限りだ。

東京ディズニーランドは今年で40周年を迎えるが、毎年違う姿を見せてくれるディズニーランドにはいつまでもときめくし、自分自身もそうでありたいと感じる。夢や希望という言葉が時に嘲笑の対象となることもあるが、ひとたびディズニーランドへ足を運ぶと、そんなことを吹き飛ばしてくれるくらい一気に前向きになれるのは、やはり魔法のおかげなんだろう。いくつになっても、どんな障壁があったとしても。

「いつまでも、楽しい夢を見続けよう!」

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