危ない、天狗のこころ②
↑こちらの記事で天狗の心は誰にでもあり、それで人生を大コケしない為に気をつけることとして、感謝の心を忘れないことが大切だと思うと書きました。
そして、それとともにもう一つ大事だと思うことについて書いてみたいと思います。
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天狗になってしまう人、または場合として、おそらくそのひとは優秀であったり、結果を出せるひとが多いと思うのです。目に見える成績や数字として客観的にも認められるような成果を出せるような方も多いのだと思います。
それはとてもすばらしいことだと思います。きっとたくさん努力も積み重ねてこられたのだと思います。
だから自分のことをきちんと認めることは、まずは大切なことだと思います。
けれど、そのときにこそ、この結果を出せたのは自分の努力以外にも、自分を支えてくれた人たちのおかげでもあることを忘れてはならないと思うのです。
他のひとからいただいた指導や時間、思いやり、優しさ…。おそらくたくさん、たくさん、与えてもらっているはずなのです。自分が忘れてしまっているだけで。
だからこそ、自分が成功したときや成果が出たときは他のひとからいただいた愛を、今度は自分が他のひとに循環させていくことがとても大切なのではないかと思います。そして、経験を通して自分がつかんだ智慧を他の人に伝えていくことも。
自分のところで独り占めせずに、恩に報いていくという姿勢がさらなる成功に繋がっていくのではないかと思います。
それを心がけていないと、一時的には成功したようにみえても、近い将来、その高くなってしまった天狗の鼻が折られるようなことに遭遇し、一気に大コケしてしまうのではないかと思います。
おそらく、きっとそうなる前に助言してくれていた他の人もいたのだと思いますが、それに聴く耳を持っていなかった自分の責任を取らされるということになるのだと思います。
よくある話ではありますが、心していきたいですね。
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