自己紹介をゲームで語る(1)「ゼルダの伝説 時のオカリナ」

「自己紹介をゲームで語る」なんていうハッシュタグを見つけてしまったので、ちょっと書いてみようかなと思いました。

私は大学に入ってからあまりゲームをしていませんが、高校まではゲームが無い人生など考えられないと思っていました(ゲームが無くても楽しく生きている自分に驚きました)。一応補足しておくとゲーマーと言われるほどやっていたわけではなく、マニアックなゲームは知らなかったし技術もありませんでした。ただ楽しくてそれなりの時間をゲームに費やしていたとは思います。

前置きはさておき、私を育ててくれたゲームを紹介したいと思います。思ったより長くなったので作品毎に一つ一つ分けて書いていこうかなと思います。

まず初めに挙げなければならないのは「ゼルダの伝説 時のオカリナ」です。この作品がいかに画期的だったのかは後に知るのですが、当時幼稚園児か小学1年生だった私はただゲームが面白くて楽しみました。この作品の何が大きかったというと、多分初めて感情移入というものを経験した事だと思います。私の母はよく絵本を読み聞かせてくれましたが、それはあくまでも「お話」でした。それも楽しかったのですが、自分自身がその主人公となれるゲームは楽しくて仕方がありませんでした。ごっこ遊びの視覚情報が強化されているイメージでしょうか。それまでニンテンドー64のソフトは「ぷよぷよ」や「スターフォックス」などを遊んでいたのですが、自分が主人公として遊んだのはゼルダが初めてだったと思います。

そしてこの作品が私にもたらした最も大きな効果は「わからないことを調べる」という癖をつけられたことです。時のオカリナって割と難しくて、大人でも悩んだりするんです。でも幼い私がなんとか自力でクリアできたのは決して神童だったわけではありません。当時は友人に攻略本を借りてやっていたのです。謎に詰まると「どうしたらいいんだろう?」と思ってすぐに答えを見ます。「なるほどそうやればいいのか」と思ってやってみると、当然上手くいきます。「やったー!解決!」となります。このプロセスを何度も繰り返したことで、わからないことを調べて解決するのが当たり前になっていたように思います。高校生くらいの時に数学の勉強と似ているなーと思いました。

後は「良い意味で期待を裏切る」という楽しさも学んだように思います。ゼルダって思わぬところに色んな仕掛けがしてあって、「それに気づくことができた自分」にちょっと酔えるのも楽しいところです(BoWが発売される頃に公式でも社員さんがそんなことをおっしゃっていました)。書きながら、自分が変わったことをやりたがるのはここが原点かなーと思いました。なんか周りに「お?」って思わせられたら、してやったりと思ったりします。

もう一つ忘れてはいけないのは、このゲームがオカリナとの出会いでした。このゲームと出会ってから約10年後、何か楽器やりたいなぁと思った時にオカリナを選んだのは間違いなく時のオカリナをプレイしていたことが影響していると思います。普通はオカリナなんて選択肢に上がりませんし、多分ハーモニカとかやってたんじゃないかなぁ。

とりあえず思いついたのはこのくらいです。最後に私の好きな実況プレイ動画を紹介します。知っている人は知っている有名な動画だと思います。

これはいわゆる縛りプレイなのですが、その難易度がハンパではありません。自らの首を括ってクリアを目指す様は諦めない事の尊さを教えてくれます。ついでにもう一つ紹介したい動画はこちらです(上がYouTube、下がニコニコ動画)。

この作品は私自身はプレイしたことがありません。それでも!強くオススメしたい!!諦めない人がいかに尊いかを教えてくれる動画です。多分こちらの方が万人受けすると思います。マシンガントークも面白いし動画編集も面白いしとにかく見てほしいです。もはや自己紹介とかどうでもいいくらいに、この動画をオススメします!!

ちなみに二つ目の動画の投稿者は「レオモン」さんという人で、3年前から「ぼくの夏休み」シリーズをゲームの日付に合わせて8月1日から毎日1日プレイする動画も投稿しています。このシリーズは4まであるので、今年は4をやってくれるんじゃないかとワクワクしています。興味がある人は「おれと、おまえらと、ぼくの夏休み」で探してみてください。こちらはまた違った感動ものです。こっちの方がさらに万人受けする気がします。純真無垢だった少年少女心を失ってしまった大人に、是非見てほしい動画です。

途中から自分の紹介じゃなくなりましたが、ものすご〜くオススメなので、まず1話でも是非。


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