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【成人の日】20歳の夢

本日2022年1月10日成人の日
2001年生まれの私にとっては節目の日となった。

早いもので20年も息をしている。

先日小学校からの付き合いである友人のサシ飲みの写真を母親に送信したらノスタルジックになっていた。

親からすればそういうもんなのか。


そんな晴れやかな日に思い出すのは10年前の小学生4年生のとある日、1/2成人式というイベントがあった。

成人式とは言うものの、そんな大それた行事ではなくクラスメイトの前で10年の感謝を親に伝え、将来の夢を顔ハメパネルのような物にデザインし写真を撮るそんなものだった。

その時の私の夢は"宇宙飛行士"だった。



察しのいいオタクは勘づいているだろうが、そう当時放送されていた仮面ライダーフォーゼに影響を受けたのだ。

懐かしい。

今や売れっ子俳優である福士蒼汰氏が初々しい。
放送当時の冬映画である"MOVIE対戦 MEGA MAX"は今でもトップレベルに好きな冬映画だ。

残念ながら宇宙飛行士という夢には片足をつけることすらできず、指をくわえながら宙にいる前澤さんを拝むだけになってしまった。


思えば私の人生は仮面ライダーと一緒に歩いてきた。
小さい頃兄が見ていた影響で物心つく頃には仮面ライダー響鬼を見ていた。魔化魍がただただ怖かった。


それからずっと仮面ライダー作品を見て育った。

たまに同学年の人に仮面ライダーの話を持ち出そうとすると、「観ていなかった」と言われることがある。
毎回私はじゃあ日曜日の朝の何観てたの?とカルチャーギャップを覚える。


仮面ライダーファン界隈では
大人になって仮面ライダーの玩具を集めていると、親から冷たい視線を感じる
的な話をちょこちょこ耳にする。

世間一般的には、「仮面ライダーは子ども向け作品」であり、ファンとしては肩身の狭い人も多いようだ。

そんな話を小耳に挟んだ18歳の私は、母親にジクウドライバーを見せびらかし、
カッメーンライダァージッオォォォォオオ!!!!!!
と家中に響き渡らせていた。楽しかった。 

今でもジクウドライバーは秀逸な玩具だと思う。


しかし、大人であってもベルトを堂々と触ることが出来るであろうステータスがある。

それは父になることだ。

父と子が玩具で遊ぶ、なんて微笑ましいことだろうか。


いつの日か私に子どもができたら、仮面ライダーを見せるのだろうか
子どもがハマったら、ベルトとかアイテムとか武器とか集めて、ライダーキックとかされるのだろうか。

果ては栃木の岩船山に連れていかれ、ライダーキックを受けて大量の火薬と共に爆散するのだろうか。



実に楽しみである。



そうだ、これを夢にしよう。
    いつか子どもと一緒に「変身」する!





そういえば親子ライダーって闘ってる印象が強いな…




おわり

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