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スズキの予想

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2020年12月の記事一覧

有馬記念 ~4歳牡馬はどこへ消えた?~

「時代は牝馬だ」そう、大阪杯のコラムはまるで今年1年を予言するような内容だった。

ダートとクラシックを除くと、牡牝で争えるGⅠは10タイトル。そのうち既に8つまでを牝馬が独占した。成長し強くなって結果を残していくのは4~5歳の牝馬たち。結局4歳牡馬はGⅠを1勝もしなかった。チーズ…じゃなくて、4歳牡馬はどこへ消えた?。諸君、成長するのにもうキンタマなど必要ないのだよ。牡馬が強かった時代はとっくに

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朝日杯FS ~もしも競馬場が…~

もし競馬場がドームで天候に左右されず、常に一定のトラックコースで競馬が行われていたとしたら、今のような魅力的なコンテンツにはなっていなかったと思う。

コースが替わることで巧拙が生まれ、馬場が使われて悪化したり内有利になったり、雨の影響で時計が掛かったりすることで、予想が難解になり、結果に紛れがあり、勝ち負けに一喜一憂するから面白い。え?負けたら面白くないって?。じゃあ人様に勝るだけの知恵と知識を

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阪神JF ~体幹=スピードではない~

Discordの掲示板でも同世代の方に言われたのだが、50歳のオレたちは言うなれば7歳馬だ(笑)。

アルバートも8歳のステイヤーズSでは2着に陥落。9歳の今年は掲示板のどこにもいなかったどころか、3秒以上の大差負けだ。眼精疲労で長時間モニターを見ているのがキツくなってきて、休みながら騙し騙しの作業。クスリ漬けにして果たしてどこまで続くのか?みたいな状況になってきた。もう笑ってられる状況ではないの

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チャンピオンズC ~ダート馬の早熟化~

ここ数年、サイクルロードレース界では早熟傾向が激しい。

最高峰のツールドフランスの勝者の平均年齢は28歳。持久力・回復力・経験が問われるレースなのでピークを迎える年齢がそのくらい、ということだった。が、昨年の優勝者が22歳、今年の優勝者は21歳。しかも初出場で、だ。今年の最有力優勝候補だったログリッチ(当時30歳)は19日間終わって総合タイムで1分程度のリード。悲願だったパリでのマイヨジョーヌは

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