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スズキの予想

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記事一覧

bookersで記事を書いてみることに

bookersというプラットフォームを使って記事を書いてみることにしました。

有料記事になりますがTwitterでRTすると無料で見られる仕組みです。Paddock Labは毎月ユーザーさんたちからおカネを頂いて運営できているので、こういう形がいいのではないか?と試行錯誤してみます。

同じ内容はPL当日板のコラム部屋でも読むことができます。

中山金杯

今年はどういう形でコラムを提供するか?試行錯誤しながら進めていきたいと思います。

レースで求められる適性や今回予想される展開を元に、各馬の特徴を馬体の解説を交えながらシンプルに書いていくスタイルです。文章全体の面白さなどは無しです。文才が無いので、あれ考えるだけで結構時間掛かってたので(苦笑)。印は参考まで。

今回出走馬のMTPと順位。

ハンデ戦なので上下差が小さくなるのは必然で、展開とこの

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ホープフルS ~今年は2強~

ここにジオグリフがいたらもっと面白いレースになったと思うが、それでも今年は2頭の良い素材の馬たちが参戦してきた。この2頭を中心に他の2頭が割って入れるのかどうか?がレースの焦点だと思う。

レースの質は2000mの消耗戦だがコントレイルやサートゥルナーリアが楽勝するように適性云々以前に馬が強ければよいだけのレース。2・3歳戦は距離適性云々よりも「適性は才能を超えられない」で考えていく方が簡単だ。そ

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有馬記念 ~もっとも強い馬は誰なのか?~

競馬は続くよどこまでも

その昔、まだアマチュアの自分が参加してたniftyの競馬予想大会、その主催者の方が使っていた標語だ。その言葉通り現役時代を知っている馬の孫たちが今、活躍している。そりゃあ年も取るわけだ。

血統だけでなくレースもすべてつながっている。出走する素質の高そうな馬について観察し、そのレースを回顧し、次の予想にフィードバックしていくのが予想のサイクル。なので、来年は各馬の個性や特

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朝日杯FS ~2歳戦の考え方~

小学校6年生の頃だったと思う。体育教師に「長距離走ってみろ」と言われて走ってみたのが部と言えないレベルの校内陸上部の1500m走だった。チビで非力で脚は遅いが長い時間走るのならなんとかなるのかも、と試してみた記憶がある。結果は1位の子に周回遅れにされそうになった(笑)。

まあ1位の子は速かった。柴田君といったかな。彼はガタイが良くスピードが全く違うので最初からグングン引き離される。後半バテるのか

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阪神JF ~適性は才能を超えられない~

ガキの頃から外で遊びまわっていたのでスポーツはなんでも好きだった。が、何やらせてもとにかく下手。野球でバットを振っても当たらない、バスケはシュートが届かない、サッカーボールを蹴っても飛ばない、運動会で走れば大抵ビリ。ヒョロヒョロで体が小さかったので、運動能力がとにかく低かった。

中学3年の頃の朝礼だったと思う。背の順なので前から3番目でいつものように整列して並んでいたら、突然、担任に腕を掴まれ、

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チャンピオンズC ~ソダシ 神の仔、不思議な仔~

最初に中京のコースに関してはこちらの記事を参照してください。超簡単にまとめると外枠の馬が外回ると厳しいの一言です。バイアスきついコースなので基本は中枠より内。

1コーナーまでが短いのでそこでペースが緩んでしまうとあとは4コーナーまで淡々と流れる競馬。3コーナーから外回って脚使うと伸びないので馬群でじっと我慢できる差し馬が直線伸びてくる競馬。この通りの4コーナーになるかはわかんないけど、赤線より外

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ジャパンカップ回顧 ~さらば!コントレイル!~

「これが本来の姿だゴールイン!」の後に続いた「さらば!コントレイル!」という決め台詞。

いや~、米田さん。そーゆー泣かせる実況は反則だって。歳取るとただでさえ涙腺ユルくなってんだからさぁ。

12.7-11.5-12.8-12.6-12.6-12.3-11.6-11.6-11.7-11.6-11.5-12.2

ラップを見ると残り1200→1000mの区間でキセキが捲っていったが後続は追いかけな

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ジャパンカップ ~3歳馬はなぜ勝てないのか?~

「多くの人は見たいと欲する現実しか見ていない」

カエサルの言葉だが、競馬の予想ってだいたいこれ。自分の予想に都合のいい様に事実を解釈し補完していく。

例えばジャパンカップの過去10年の連対馬を見て、あなたはどんな解釈をするだろうか?。

父ディープインパクトが7連対。ハーツクライが3連対。連対馬は5歳までで6歳以上は無し。そりゃあダービー馬のコントレイルとシャフリヤールで決まりだろ。

まあこ

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マイルCS回顧 ~拝啓、グランアレグリア様~

拝啓、グランアレグリア様

秋が終われば冬が来る。ほんとうに早いものですね。

このコラムの初期、あなたを題材にした高松宮記念では

「ポテンシャル抜群のチョーめんどくさいオンナ」

などと大変失礼なことを書いてスイマセンでした。今となっては外から抜かれると「もうヤダ、私帰る」と競馬を投げてしまった若かりし頃のあなたはいい思い出です。

大人になってからのあなたは安田記念で最強馬アーモンドアイを突

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マイルCS ~誰と出会うか?~

誰と出会うか?で人生が変わってしまうように、自分はタイキシャトルと出会っていなければ、今この記事を書いてなかったかもしれない。

会社員を辞め、親父が事故で無くなって事業を引き継いだはいいが、どうにも性に合わず、逃げるようにズルズルと競馬に嵌っていった時期だった。パドックに通うようになって3年、なんとなく走る馬と走らない馬の違いがわかってきたが、当時、一世を風靡し始めたサンデーサイレンス産駒の良さ

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エリザベス女王杯回顧 ~そして誰もいなくなった~

予想コラムで上位人気馬の不安材料を延々と並べ、

さあて、勝つ馬が誰もいなくなっちまったぞ(笑)

なんて書いたが、事実は小説より奇なり。上位人気の馬はすべて掲示板から姿を消し、予想をはるかに超えるようなオチが待っていた。

勝ったのは単勝6,490円のアカイイト。2着に7番人気のステラリアが入って馬連で51,870円、3連単は340万円近い大波乱。もし時間を巻き戻し上位人気すべてを消して予想しな

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エリザベス女王杯 ~負けた借りはここで返す~

エリザベス女王杯と言ったら昔は牝馬にとって、双六の上がり、みたいなレースだったと思う。2000m以上では牝馬が牡馬に通用する馬は一握りだった時代の話だ。

ところがマリアライトが2015年のこのレースを勝ち、翌年の宝塚記念を勝ったことが新しい時代の扉を開く始まりだったのかもしれない。2018年はリスグラシューが勝ち、翌年の宝塚記念と有馬記念を制覇。2019年はラッキーライラックが勝利し、翌年の大阪

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天皇賞・秋回顧 ~祖父に続いた3歳馬~

予想通り坂上で手に汗握る3強の叩き合いになった。

坂で早くも先頭に立ったグランアレグリアに外から襲い掛かるエフフォーリア、それを追うコントレイルの戦いは2週連続の武史のガッツポーズ、19年ぶりの3歳馬の優勝で幕を閉じた。

ん?25年ぶりの3歳馬の優勝って書いてなかったっけ?

そう、あの一覧表には2002年にシンボリクリスエスが天皇賞を勝っていたことが抜けてたんですよ。東京競馬場の天皇賞で検索

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