Jun Ernesto Okumura

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Jun Ernesto Okumura

Data Director @eureka データ周りのことについて記事を書いています。 Medium → https://medium.com/@pacocat | お仕事や相談などは Twitterまで → https://twitter.com/pacocat

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マネージャーになりたての自分に伝えたい10の観点

現職にデータチームのマネージャーとして入社してから3年が経ちます。改めて振り返ると、この3年間は試行錯誤の連続でした。上手くいった記憶も苦い経験もあり、日々新しい課題に向き合って慌ただしかったりしますが、総じてこの仕事を楽しめていて、マネジメントに対する解像度も少しずつ上がってきている気がします。 本記事は、私個人の経験をもとに、マネージャーになりたての自分を想像しながら、当時知っておきたかった知識や心構えを(10個の観点として)まとめたものです。内容は誰でも読めるように配

    • データ組織のトポロジー

      この記事について最近発売された『チームトポロジー』(以後、本書)を読んだのですが、チーム体制やコミュニケーションの設計について汎用的にまとめられていてとても良い読書体験でした。私自身、データ組織をどのように設計していくか日頃考えており、本書を読み進めながら、考えが構造化され、課題の解像度が高まった気がします。 現在、私は株式会社エウレカで、BIチーム(分析チーム)、AIチーム、Data Managementチーム(データ基盤チーム)、の3チームのマネジメントをしています。日

      • データ分析のマネジメント論2:アナリスト育成への向き合い方

        この記事について 以下の記事に続く2本目の記事です。 前記事では、データ分析組織の役割や成長フェーズについて概観しました。この記事では、実際にマネジメントとしてどのようにアナリストメンバーに向き合っていくかを考えていきます。前提として、ある程度段階が進んだ(前記事との対応でいうと、効率化がある程度進んだ後半のフェーズの)分析組織を想定します。 Disclaimer ● 所属組織における評価や採用基準についての言及ではありません。 ● toCのモバイルサービス(ゲーム、タク

        • データ分析のマネジメント論1:データ分析組織とは何か

          この記事について以前、個人のデータキャリアを振り返る記事を投稿しました。この記事ではN=1のエピソードを書くことでアナリストキャリアの解像度を多少でも上げることを目的としていましたが、その後マネジメントを続けていく中で、また社外のアナリストの方々と話す中で、データアナリストの評価や育成について考える時間が増えました。 そもそも、データアナリストの評価基準はまだ様々な議論があり定まっていないような気がします。データ分析は「データを使って意思決定をサポートすること」という方向性

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        マネージャーになりたての自分に伝えたい10の観点

          データアナリストの成長段階

          自己紹介私は現在、マッチングアプリのPairsを運営するエウレカという会社でデータ組織のマネジメントを行っています。役割としては、BIチーム(データアナリストチーム)、AIチーム、Data Managementチーム(データ基盤チーム)の3チームの戦略推進が主になります。実際どのようなことをしているのかは以下の記事をご覧ください。 この記事について 今回記事を書こうと思ったきっかけは、データアナリストのキャリアについて自分の考えをまとめたかったからです。「データを使って意思

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