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地球環境トピック

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普段の生活では聞きなれない環境やエネルギーに関連する用語を解説。言葉の意味や誕生したきっかけ、背景にある社会問題をわかりやすくお伝えします。
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記事一覧

「電気料金」2024年度は再エネ賦課金が2.5倍に急上昇

先日経済産業省から2024年度の再エネ賦課金の単価が発表されました。 キロワット時あたり3.49円とのことで、昨年2023年度の1.40円に比較すると2.5倍の大幅増額となっています。 ではなぜ再エネ賦課金がこれだけ高くなったのでしょうか。 経済産業省の説明によれば再エネ賦課金は、「①FIT再エネ電源の買取費用(円)」から「②回避可能費用(円)」を引いたものを「③FIT再エネ電源の販売電力量(kWh)」で割ったものとあります。 回避可能費用は火力発電の化石燃料コストを指

「電気料金」2023年度は再エネ賦課金が6割下がる

本日経済産業省から2023年度の再エネ賦課金の単価が発表されました。 キロワット時あたり1.40円とのことで、昨年2022年度の3.45円に比較すると6割も安くなっています。 ではなぜ再エネ賦課金がこれだけ安くなったのでしょうか。 前回も取り上げましたが経済産業省の説明によれば再エネ賦課金は、「①FIT再エネ電源の買取費用(円)」から「②回避可能費用(円)」を引いたものを「③FIT再エネ電源の販売電力量(kWh)」で割ったものとあります。 この「②回避可能費用」は2016

人工林伐採跡地に広葉樹を植える②

兵庫県の取り組み パシフィコ・エナジーは兵庫県下で4か所のゴルフ場跡地を利用した太陽光発電所を建設していますが、兵庫県と協議の上、兵庫県のひょうごグリーンエネルギー・ブルーカーボン基金への寄附を通じて、兵庫県地球温暖化防止活動推進センター(公益財団法人ひょうご環境創造協会)が行っている植林事業を支援しました。 2022年には兵庫県内でサクラやモミジ等、広葉樹約200本が植えられ、以降も継続して植林活動が行われていきます。 今後も日本全国でこのような取り組みを広げて行きた

人工林伐採跡地に広葉樹を植える

今回は森林の話をしたいと思います。 日本の国土面積の約6割が森林です。森林を成立過程(森林が誕生した過程)により分類した場合、主に人工林と自然林があります。 人工林は主に木材の生産目的のために人の手で播種したり、苗木を植栽して育てている森林で、ほとんどがスギ・ヒノキなどの常緑針葉樹で構成され、日本の森林面積の約4割を占めています。 自然林は主に自然の力によって発芽し、育ち、森林として成立したもので、一般に広葉樹で構成され、日本の森林面積の約5割を占めています。 日本の

私たちの家計も大きく助けてくれる? 「グリッドパリティ」とは

環境やエネルギーに関連する用語には、普段の生活では聞きなれない言葉も多いかもしれません。「地球環境トピック」では、そんな言葉の意味や誕生したきっかけ、背景にある社会問題をわかりやすく解説していきます。 第3回目のテーマは「グリッドパリティ」。再エネを利用することが当たり前になる社会を目指して、消費者にとってのメリットや事業者側の姿勢について取り上げます。 「グリッドパリティ」とは?再エネ利用のハードルが大きく下がるグリッドパリティ送電網を意味する「Grid」と、同等を意味

「フライデー・フォー・フューチャー」   Z世代が牽引する未来のための環境運動

環境やエネルギーに関連する用語には、普段の生活では聞きなれない言葉も多いかもしれません。「地球環境トピック」では、そんな言葉の意味や誕生したきっかけ、背景にある社会問題をわかりやすく解説していきます。 第1回目のテーマは「フライデー・フォー・フューチャー」。若者主導で広まった気候変動への抗議運動が、なぜ国際社会を動かすまでの規模になったのか、その理由に着目します。 「フライデー・フォー・フューチャー(未来のための金曜日)」とは?つのらせる危機感が世界中で注目の的に加速する

見せかけの環境配慮を見抜け!        「グリーンウォッシング」

環境やエネルギーに関連する用語には、普段の生活では聞きなれない言葉も多いかもしれません。「地球環境トピック」では、そんな言葉の意味や誕生したきっかけ、背景にある社会問題をわかりやすく解説していきます。 第2回目のテーマは「グリーンウォッシング」。“見せかけ”だけの環境配慮や再生可能エネルギーに対して、私たちがどのように向き合っていくべきかを考えます。 「グリーンウォッシング」とは?実態を伴わない、見せかけの環境配慮に要注意環境に配慮していることを意味する「Green」と、