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東京勤務開始・初出勤

帰国してから、しばらくは自宅待機を会社から命じられて
いました。
実はいまの日本の職場はこれまで行ったことがなくて
初日は地図を見ながら通勤。3月下旬のことです。

私が海外駐在中に本社機能が移転していまの新しいところに
なったので、久々の日本勤務、知らない場所への初出勤でした。

平成初頭と、この令和とでは人もだいぶ入れ替わっている
ことでしょうし、なにしろ駐在時代での業務とはまた全く違う
仕事内容・部署での業務になってしまったので、まるで新入
社員のような面持ちで出勤初日を迎えました。

気合を入れてオフィスのあるビルのフロアに到着しましたが、
ドアの前に総務の人らしき人が立っていました。

「ひょっとして○○さん?(私の名前)」
やはり総務の人でした。もちろん初対面です。

「○○さん、今日はオフィスに入れません、海外からの帰国者
なので、1週間は自宅待機になります。会社の規定でそうなりました」

「えっ・・・・」

といわれ、その場で新しいパソコンと携帯電話をもらい、自宅へ
とんぼ返りでした。
また、明日から毎朝検温して会社に報告、とのこと。

で、新しい異動先の人たちとの顔合わせもなく・・・
初日が終わりました。

そのあとは在宅でパソコン、携帯で新部署の上司からのレクチャーを
受け、新しい業務も説明が行われ、1週間がたち、自宅待機が
開けるかと思いきやコロナの感染者増加で緊急事態宣言が発令され、
そのまま在宅ワークへ。
新しい仕事が始まりました。

実際に部署の人たちとオフィスで顔合わせできたのが、2か月後の
6月になってからでした。

なかなかハードな今回の異動でした。でも今年の新入社員の人たちも
こんな感じで不自由な状態に強いられているでしょうから、まだ
多少会社での仕事・社会人としてのペースに経験のある私はましなの
かもしれませんね。







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