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病気の時の人との距離感【病との付き合いの中での人との距離感とは1】

こんばんは、ぱーちーちゃんです。

最近は旦那さんと一緒に石垣島や西表島に旅行に行ってきました。

ちょうど結婚記念日のお祝い旅行という事にもなりましたが、病気と向き合った3ヶ月のストレス発散の旅にもなりました。

今年は、5.6.7月が病気の事で頭がいっぱいになり、病気を宣告されてから、今までなった事の無い様々な症状が身体中に起こり、毎日が病院通いでした。

まさに「病が病を呼ぶ」という状態になってしまっていました。

奇跡の大逆転で定期検査の結果が「問題無いので定期検診に戻しましょう」となった8月上旬から、やっと日常生活に少しずつ戻す事ができました。

今思うと、病気への恐怖と同じくらいにあったのが、病気になったからこそ、繊細な心を通して見えてしまった人間関係や、気が付いていなかったけれど傷ついた気持ちなど、「病」というフィルターを通して感じた事は今でも鮮明に残っていて、私の価値観を大きく変えていったなぁと思います。

私は、一ヶ月間、仕事のお休みを頂き、検査入院の準備をしていました。その一ヶ月間で感じた事もあれば、その一ヶ月間に入る前の三ヶ月間で感じた事も沢山ありました。

まず、凄くあったのは、普通に健康的な変わらない毎日を過ごせている人達がうんと遠い存在になり、近くに居たくないなと思いました。

とはいえ、仕事も休めなかった三ヶ月間は、「休むからには理由を話さないといけない」という事もあり、関わる人数の多い私は毎日病気についての説明をしないといけない日々を過ごしていました。

その中で、何度お話しても「検査入院」が「手術」になっていたり、「CKD(慢性腎臓病)」が「肝臓病」や「膵臓病」になっていたり、細々と詳細を話した割に伝わっていない事や、表明的な「頑張って下さい」「大丈夫ですか?」を「おはよう」の挨拶と同じような感じで言われていたなぁと感じます。

その時は食べ物も厳しく制限していた事、未来が見えなくなった事、仕事を続けられるのか分からなくなった事で、食欲も睡眠欲も消え、欲しいものや行きたい場所なんて考える事も出来なくなっていました。

あったのは「そっとしておいて欲しい」「余計な事をしないで欲しい」「傷つきたくない」「ひとが怖い」という気持ちばかりでした。

いつも大勢の人に囲まれ、リーダーシップを取っている立場の自分だからこそ、健康だから穏やかに許せた事や見守れた事も、空気を読んでくれない質問や連絡に対して、どんどん人に失望していってしまいました。

病気になると自分の事がよく分かります。

私は、健康だったから太っ腹で人に優しく出来る余裕があっただけなのだなあと気が付きました。

私の方から、抗えないような人との境界線を引いてしまった事が深く刻まれてしまいました。

続きは、、

病気の時の人との距離感

【病気になって感じた事と本当に大切な人とは、、2】へ続く。



今日も読んで頂きありがとうございました。

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