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パチンコにおいて「なぜ」と問うことの重要性

もしあなたが、もうこれ以上パチンコで負けたくない、勝てるようになりたいと考えているとしたら、おすすめの方法があります。

それは、「なぜ」という問いかけをして、それに対して論理的で客観的な答えを見つけるように習慣化することです。

「なぜ」という問いかけをすることで、人は物事の本質に目を向けようとします。

そして、論理的で客観的な理由を見つけることによって、現状がより良い方向へ改善していきます。

自分にとって思わしくないことがあっても、それに対して「なぜ」という疑問を投げかけることもなく、惰性で同じことを繰り返していても、現状は何も変わらないでしょう。

私は現役時代、週に2~4日パチンコを打って、毎月コンスタントに20万円~40万円稼いでパチプロとして生計を立ててきましたが、それまではパチンコで負けてばかりいました。

そのパチンコで負けていた時期に、「なぜ」という問いかけをすることによって、それまでの現状を変えてきたのです。

今回は、私自身がパチンコで勝てるようになった「なぜ」という問いかけを中心に、それに対する論理的で客観的な理由を見つけるヒントをお伝えしていきましょう。

目次

  1. なぜ負けたのだろう? なぜ勝てないのだろう?

  2. なぜ回らないのだろう?

  3. なぜ当たらないのだろう?

  4. まとめ

1.なぜ負けたのだろう? なぜ勝てないのだろう?

この2つの問いは、表裏一体の関係にあります。

どちらも、本質的には同じことをいっています。

この疑問に対する明確な答えを見つけることができれば、毎月コンスタントにパチンコで勝てるようになります。

しかし、たいていの人は、自分がパチンコで負けた本当の原因を理解していません。

なので、「運が悪かった」とか「ホールの遠隔操作のせいだ」といった風に、論理的でも客観的でもない理由で片付けようとします。

その結果、毎月同じことを繰り返して負けてしまうことになってしまうのです。

たとえば、パチンコにおける「運」という言葉でも、プロと一般の人とでは言葉の使い方が違っていたりします。

たいていの人は、勝ったら「運がよかった」といい、負けたら「運が悪かった」といいますが、プロの視点からすると、この「運」という言葉の使い方は正確ではありません。

ここで、プロと一般の人との「運」による違いについて比較してみましょう。

○プロ

運がよい→大勝ちする

普通の運→普通に(予定通りに)勝つ

運が悪い→ある程度運が悪くてもしのぐことが出来るが、極端に運が悪いと負けてしまう

○一般の人

運がよい→普通に勝つ、もしくは大勝ちする

普通の運→普通に負ける

運が悪い→普通に負ける、もしくは大負けする

ここでのポイントは、プロは普通の運でも普通に(予定通りに)勝つことができますが、一般の人は普通の運では負けてしまう、ということです。

つまり、たいていの人は、「運は普通」だったのに、負けてしまったら「運が悪かった」と間違って考えているのです。

では、パチンコにおける「運」とはいったい何なのでしょうか?

それは、「確率どおりの出方をするかどうか」ということです。

パチンコには必ず「大当たり確率」というものが設定されていますので、パチンコは確率に支配されたゲームになります。

そして、大当たりが片寄って出たりハマリが続いたりすることによって、確率上のムラができるので、各部分部分の確率は違っていたりしますが、【大数の法則】によって長い目で見れば本来の確率に収束することになります。

たいしてお金も使わないうちに初当たりをひけて、それが連チャンも伸びて、
その後もたいしたハマリにあうことなくポンポンと当たりを積み重ねていくことができれば、誰でも負けることはないでしょう。

しかし、そういう好調な台は本来の確率以上の出方をしただけであって、いってみれば「運がよかった」だけです。

たいていの人は、本来の確率どおりの出方をしていても、つまり「普通の運」のときでも負けてしまっているのです。

もちろん、本来の確率以下の出方しかしない、つまり「運が悪い」ときは当然負けてしまいますし、場合によっては大負けしてしまうこともあります。

ここで、本来の確率どおりの出方をしたのに、なぜ負けてしまったのだろうという問いかけをすることがパチンコで勝つための方法論に気づけるきっかけになります。

このことは、お客さんとは反対のホールの立場になって考えると分かりやすいかもしれません。

ホールは決して運まかせで経営を行なっていません。

「運がいい」ときは利益を出せるけど、「普通の運」のときは利益を出せないという風な経営を行なっているわけではないのです。

「普通の運」のとき、つまり各パチンコ台が本来の確率どおりの出方をしても、しっかりと利益を出せるような調整を行なっています。

ですから、そのような台に座ってしまったお客さんは必然的に負けることになってしまうのですが、「運は普通」だったのに「運が悪かった」と誤解しているのです。

では、なぜプロは「普通の運」のときでも普通に(予定通りに)勝つことができるのでしょうか?

それは、ホールが「普通の運」のときでも普通に利益を出すことができるのと同じ理屈で行動しているからにすぎません。

パチンコで勝つための本質は、すごく簡単でシンプルなものなのです。

2.なぜ回らないのだろう?

回る台で打つというのはパチンコの基本ですが、なぜ回る台で打つ必要があるのかということを正しく理解している人は意外に少ないです。

そもそも、【回る台】とはどういう台のことをいうのかが分かっていない人もたくさんいます。

とはいえ、パチンコで勝つための考え方や方法論が先にあって、回る台で打つというのはあくまでそのための手段にすぎませんので、考え方や方法論も知らないのに「なぜ回らないのだろう?」という問かけをしても、ほとんど意味がありません。

なぜ回らないのだろうと思って、ストロークを変えてみても、状況はほとんど改善しないことの方が多いでしょう。

なぜなら、ホール側が回らないように釘調整していることが原因だからです。

「なぜ回らないのだろう?」という問いかけがあって、初めて釘を観察するようになります。

そして、回るためにはどこがどうなっていなければならないのかということに気づくことによって、少しずつ釘を見る目も養われていくのです。

そうすると、回転数に影響を与える釘だけではなく、出玉に影響を与えるアタッカー周辺やスルー周辺、電チュー付近の釘も見れるようになって、勝率も上がっていくようになります。

このあたりのことは
パチンコにおける釘読みの重要性についてのなかでくわしく書いていますので、そちらを見ていただければと思います。

3.なぜ当たらないのだろう?

周りはどんどん当たっているのに、自分の台だけがなかなか当たらずにハマっていると「なぜ当たらないのだろう?」と思ってしまいます。

しかし、その原因を運が悪いせいにしたり、ホールが遠隔で当たらないように操作しているんだという風に他人のせいにしてしまうと、いつまでたっても本当の理由に気づけることはないでしょう。

なかなか当たらない=ハマっているということですが、当たらないことにもハマることにもちゃんとした理由があり、それに対する適切な対処の仕方もあるのです。

パチプロといえども、ハマリは避けては通れません。

プロはハマらないから勝てるのではなく、ハマることも念頭において適切な台を選んで打っているので、毎月コンスタントに勝つことができるのです。

このあたりのことは
パチンコのハマリって回避できるの?
のなかでくわしく書いていますので、あわせてお読みいただければと思います。

4.まとめ

「なぜ」という問いかけをすることによって、物事の本質を見る目が養われます。

そして、その問いに対する論理的で客観的な理由に気づくことによって、現状をより良い方向に変えていくことができます。

もしあなたが今の現状を変えたいと思っているのなら、一度立ち止まって「なぜ」という問いかけをして、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか?

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