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ゲーム業界を目指す就活生向けシリーズ 第四回 ~面接編Part1(1次面接)~

どーも、オハコンバンニチワ。パチ太郎です。計4回の就活シリーズ、その第四回「面接編Part1(1次面接)」です。面接回数は企業によって異なりますが、基本大手の場合は1~3次、最終面接(計4回)で中小ベンチャーは1~2次、最終面接(計3回)になっています。このシリーズでは1,2,最終面接についてお話しします。今回は1次面接突破の方法について話したいと思います。

■ 1次面接の特徴(面接時間:三〇分)

 まず、1次面接は”足切り”です。「ヤバいやつ(身だしなみなど)」、「自己、企業分析も何もしてないやつ」、「確実にカルチャーフィットしなさそうなやつ」を落とすところです。そのため、基本的に通るので安心してください。面接官は年次が低い若手(3~5年)が多いです。面接官は優秀な人材を落としてしまったら自分の責任になってしまうため、迷ったら通します。もし、1次面接で落ちてしまうことが多い方は、対策不足なので改善点を洗い出しましょう。

では、実際に面接官に見られているポイントを4つ紹介します。(自分が面接を受けて感じたことのため、正解かどうか不明)

● コミュニケーション力
● 論理的思考力
● 分析力
● マナー

● コミュニケーション力
一番重要な点です。面接はこれから一緒に働く人を採用する場ですから会話ができない人を雇おうとは思いません。キチンと会話のキャッチボールをするよう心がけましょう。特に5W1Hで聞かれているのか、YES,NOで答えられる質問なのか、きちんと聴き取りましょう。また、相手がどんな意図で質問を投げかけてきているのかできるだけ汲み取って話してください。「この人は話していて気持ちが良い人」と思わせることができます。

そして、なにより重要なのは”話が長すぎない事”です。言いたいことが多くて1人で2~5分も話している人はアウトです。相手はそんなに長い話を聴いていられません。面接官の立場になって考えれば、初対面の人がずっと喋っていたら途中で分からなくなり、しかも1日中面接していて疲れています。聞くのやめませんか?質問には基本、端的に1文程度で回答しましょう。長くても30秒以内です。

● 論理的思考力
論理的に話を展開できない人は面接を通過することは難しいでしょう。
要点(結論)➡理由➡根拠(具体例)➡要点(結論)の順で話を展開すると論理的に進められます。(PREP法
また、理由や根拠が2つ以上ある場合はナンバリングしながら話しましょう。
ex) 理由は3点あります。1つ目は、○○。2つ目は...

これらを意識してやることで、相手に伝わりやすくなり論理的にも話を展開することができます。

● 分析力
分析力とは、以下の4つです。
自己、業界、企業、ゲームの分析
これらをどれだけ深くできているかで面接の合否は変わります。

ex) その解決策をとった理由は、3つの選択肢がある中で○○が一番成果が出やすいと思ったからです。根拠は◇◇だからです。

「この人は1つだけでなく色々な選択肢を考えたうえでその選択肢にしたのか、よく考えているな」となると思います。また、これをすることで「ほかに解決法なかったの?」という質問を回避することができます。

ゲーム業界志望の方は、自己、ゲーム分析を重点的にやりましょう。

● マナー
これについては、説明するまでもないかもしれませんが一応...
ゲーム業界は他業界に比べて緩いイメージがあると思います。そのためガチガチに敬語を使ったりスーツを着てキメル必要はありません。ただ、相手を不快にさせないよう最低限のマナーは守る必要はあります。私は1度スーツ着用の面接を私服で受けて、相手にされませんでした。(苦笑)

ex) 相手が話している時は相槌をいれる/無表情にならない/余所見をしない/身だしなみを整える

■ 質問内容

基本的な質問内容は割愛します。(色々なサイトに載っています)ここでは、ゲーム業界特有の質問内容を紹介しようと思います。(自分が1次面接で聞かれた質問)

・好きなゲームとその理由/改善点と改善策/1分間でゲームの説明をして
・流行しているゲームとその理由
・好きなゲームが海外では不人気で日本で人気の理由
・プランナーはどんな仕事をすると思うか/どんな印象か
・弊社のゲームの良い点と改善点(遊んでない場合は、自分の好きなゲームでいいと言われる→1次面接まで、2次面接までには遊ぶ必要あり)
・企画書のプレゼン(企画書提出のある企業の場合)と深堀
・エンタメの中でゲームが良い理由(好きな事は大前提です)
・なぜコンシューマーでなくスマホゲームなのか
・どんなゲームを面白いと感じるか

上記の質問内容はゲーム会社の面接では一般的でよく聞かれます。これを見た方は今からこれらの質問に対する答えを考えて、用意しておきましょう。

■ まとめ

いかがだったでしょうか。冒頭でも述べましたが比較的1次面接は通りやすいです。志望動機が弱くても通るのが1次面接です。自己分析とゲーム分析を事前にやっていれば必ず通ります。コメントいただければ、なんでもお答えするので一緒に頑張りましょう!
次回は、面接編Part2(2次面接)です。鬼門といわれている面接ですね。がんばりましょう。
それでは、次回お待ちください。

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