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広い世界への入り口

いよいよ今日から東川町でのCompath「冬のフォルケ・ワーケーションWeek」のはじまりだ。楽しみだなぁ。はしゃぎすぎないように気をつけよう、おれ。昨日も書いたけど、まだ「リアルに人と会って接する」感じが取り戻せていないからな。
今日書きたくなっているのは「若い頃の自分に言いたいこと」。

ここ数日、何度か続けて中学生くらいの頃のことを思い出しながら話す機会があった。その中で「考えてみれば、これが大きな意味を持ってたんだなぁ」と感じる点があった。もしかしたら、今の学生に役にたつ部分があるかも?


中学2年くらいのおれは、結構いろんな大人や年長者とやり取りする機会があるガキだった。

楽器屋さんの店員さんたち、そして年上のミュージシャンたち。ミュージシャンたちは年代はバラバラだったけど、10歳以上年上の人たちも相手にしてくれていた。そして店員さんたちはその後10年くらいの長い付き合いをしてもらった。

考え方はもちろんだけど、喋り方とかもけっこう影響を受けてたなぁ。自由と責任をやりくりしながらロックに生きている人たちや、なんか破綻しているっぽい人たちが間近にいて、いろいろ話をさせてもらっていたのは、今の自分にかなりつながっている気がしている。

その頃からおれは年をごまかしてアルバイトを始めたんだけど、バイト先の高校生や大学生、そして大人たちにいろいろと教えてもらった。
インド料理シタールでバイトを始めたのは多分中3になってから。マスターやシーさん、それから社員のまさとくんやせきさん、それからバイトの林さんやぜきちゃんなどなど、たくさんのきちんとした人たちと一緒に働かせてもらい、そしてすごくフレンドリーに楽しく接してもらえたことの意味は大きかった。ただのクソガキじゃなくて「一人前」に扱ってもらえる嬉しさ。そしてそのためにやらなきゃいけないことが何なのかを学ばせてもらったと思う。まあ当時はまったく活かせていなかったけどさ。

近所のレコード屋さんのおじさんだったり本屋さんだったりも、クソガキのおれとよくコミュニケーション取ってくれてたなぁ…。
それからお姉ちゃんとその友だちたち。結構我が家が溜まり場になっていたから、5つ年上のにーさんねーさんたちに、かわいがってもらいつつ一丁前として扱ってもらっていたと思う。

で、何が言いたいかというと、いろんな年上の人たちを観察することができたし、疑問だったり不満だったりを直接ぶつけて意見だったりアドバイスだったりをもらっていたってことだ。それをそのまま素直に聞くようなガキじゃなかったし、むしろ「そんなのカンケーなくね?」って相手にしないような素振りを取っていたかもしれないけれど、「なるほどそういう考えもあるか」って内心はよく思っていたっけ。

だから、いろんな大人との接点を持つこと、意見を聞くことは絶対にいいことだと思う。
世界は広いのだ。その世界への入り口が、家や学校とは違うコミュニティーへの参加だったり、自分とは異なる要素(年齢やバックグラウンドや志向・思考)を持つ人たちとの関係性なのだ。
ただし、偉そうに言ってくるやつとか、変に近寄ってくるやつはダメだ。そこはしっかり直感を働かそう。安全策も必要ならしっかり取ろう。


あー、もう時間だ。今日の15分はここまで。
本当はここから「周りの人の意見とか、そんなのただの参考でしかないから。本当に大事なのは自分で、特に<未来の自分の目を気にした方がいい>ってことを書くつもりだったんだけど、またそれは別のときに。

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