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「人生で大切にしたいもの」のカケラが見つかった「週末おうち食堂」

先月「2024年の下半期は『これからどう生きるか』(=何を軸にして収入を得るか)実験する」というnoteを書いた。
8月で1ヶ月目の実験が終わり、結果、とっても楽しかった!!
ここまでの振り返りと今後について書きたい。


やったこと

8月のテーマは「週末おうち食堂」
私はIT企業に務める普通の会社員で、料理が得意なわけでもないのだけど、食べることは大好き。「もし自分で和食屋さんを開くとしたら?!」という「実験(=気軽なお試し)」を始めた。

毎週末「夏野菜定食」「埼玉ごはん」など、テーマと献立を考えた。普段の私の料理は「大皿1品どーん!」って感じだけど、小鉢やデザートも用意して、綺麗に盛り付けた。

気分はすっかり店長!「お店のメニュー表はどんな感じにしようかな〜?」と妄想しながらの料理は、計画も含めて、とっても楽しかった!!

振り返り

気付いたことを細かく振り返ってみる。

GOOD

  • 「テーマに沿って献立を考える」ことが自分にぴったりだった!
    「何でも自由にやってもいいよ」は苦手なんだけど、「程良い制約」は心地良くて、発想が膨らむ! 楽しかった〜!

  • 品数の多い食事は、自分の心と体が満たされる!
    (見た目の華やかさによる高揚感、いろんなものが食べられる満足感、自分で作った達成感

  • 品数が多いと作り置きも増えるので、平日の自分(=料理以外のことに時間を使いたい)も幸せになれる

  • 新しいメニューに挑戦するのが楽しかった(普段は決まったレパートリーの料理しか作っていなかった)

  • おうち食堂の日は早め(15時!)にお風呂に入り、「今日のやるべきことは料理だけ!」と決めていたので、料理を楽しむ時間と心の余裕があった

  • 週1回という頻度も心地良かった

  • 玉ねぎを炒める匂いや出汁の香りが「幸せ」だと気付いた。豊かな暮らしは「幸せ」

  • 料理を「自分のやりたいこと」と認識し、時間の余裕もあったから、そう感じられたんだと思う。料理が「(健康と家族のために)やらないといけないこと」になっていると辛い

  • この「実験」は「わくわく」「幸せ」「楽しい」を中心に生きる練習になると思った

MORE

  • 「お店を開けるか」「稼げるか」というと、疑問。
    やはり料理が得意なわけではないので、調理にかかる時間が長い、レシピを見ないと何も作れない、毎日続けるのはつらい、その他いろいろな知識(調理、衛生管理、経営 etc.)がない…。
    (まぁでも、今回はそこまでの実験をするつもりはなかったから、OK!)

  • 実験前半は特に楽しかったが、後半は少しマンネリ化していたかも

どんな自分が満たされていたか?

気付いたことを次に繋げたくて、もう少し整理してみたい。
どんな自分(サブパーソナリティ・副人格)が満たされていたか考えてみる。

①チーム「愛しい暮らし」
(食いしん坊さん、豊かな暮らしさん)

食べることが大好き。
でも食べられれば何でも良いわけじゃなくて。
自分のその時の気分とか、季節感とか、見た目とかも大事。

②チーム「かわいい頑固者」
(自分でやりたいさん、マイペースさん、熱しやすく冷めやすいさん)

「食べたいものを食べる」ことは外食やデリバリーや家事代行でも出来ると思うんだけど、自分で考えたい!自分で作りたい!という気持ちがある。自分で作った達成感で満たされる。私の中の小さい子どもが「◯◯ちゃんがやるの〜!!」と言ってる感じ。
時間の余裕も欲しい。何かに急かされる感じがすると、気持ちが下がる。
すぐに飽きてしまう部分もあるので、目新しさやちょっとした変化があると楽しい。

③チーム「社会人」
(真面目さん、プロジェクトマネージャーさん)

献立やスケジュールを計画的に考えたり、やると決めたことをやり通したり、こうしてわざわざnoteで振り返りしたり。

計画的に考えるのは、ただ単純に楽しいし、安心するし、その方が結果的に効率も良い感じがする。

振り返りをしているのは、内省して、「腹落ちしたい」みたいな気持ちがある。自分のことを理解して、納得して、生きていきたい。

④チーム「コーチ」

「わくわく」を中心に生きるとか、気軽に実験してみるとか、良い意味でゆるまった考え方は、コーチングを学ぶ前の自分からは絶対に出てこなかった。

あと、ここまでのチーム名を考えるにあたって「楽しく」「自分を愛せるように」と思いながら考えてみた。
"チーム「頑固者」" じゃなくて、"チーム「かわいい頑固者」と言われると、何だか急に自分が愛しくなる感じがして、我ながら良いなって思った。
これも少し前の自分からは出てこない考えだった。

「コーチ」な自分は、満たされていたというか、実験を通して、どんどん育めている感じがする。

逆に、満たされなかった自分はいるか?

上記に挙げた自分は、過去に何度も出てきた「主要メンバー」だ。うんうん、この自分、大事だよね、大事にしていきたいよね、と納得できる。

逆に、今回出てこなかった主要メンバーは「人と繋がりたい」自分。

「繋がる」は何度も「今年のキーワード」に挙げていた、大事なキーワード。
だからこの自分を満たしてあげることは重要そう。

では、どうやって満たす?

料理と結びつけるなら、やはりお店で、人に料理を提供することを目指す?
うーん。今のところ、いまいち、わくわくしない。

作った料理をXに投稿して、反応をもらえるのは嬉しかった。
では、お料理アカウントでも作る?
うーん。これも、今のところ、そこまで気持ちは高まらない。

誰かに、作ったものを提供するより、「一緒に創りたい」という気持ちがあるかも。
学生時代の文化祭とか、仕事の案件とかで、みんなでワイワイと物作りするのが好きだった。

じゃあ、誰かと一緒に、料理したい?
うーん。その気持ちも、あまりないなぁ。

じゃあ、誰かと一緒に、居場所を創りたい?
うん。料理よりは、そっちの方がしっくりくる。

うんうん。具体的にやりたいことはまだ浮かばないけど、良いキーワード「一緒に創る」が見つかった。

今後に向けて

全体

「わくわくすること」「心からやりたいこと」を続けて、「好きなことをして生きて良い」という感覚をもっと育みたい。楽しく生きていきたい。

料理

料理は、仕事に出来るかはまだ分からないけど、人生における大切な要素であることは間違いない!!
今は料理が「好き」「楽しい」という気持ちを育てたい。

週末食堂をやって、さらに「やりたいこと」がたくさん出てきたので書き出してみる。
稼ぐために「やらなければいけない」と思うことは、一旦置いておく。

・季節(次は秋!)を味わうメニューを作りたい
・賞味期限切らしがち調味料を使い切りたい(旅行先で買ったジャムなど)
・食材のこと(栄養、調理、旬、伝統 etc.)を学びたい
・積読になっているレシピ本のメニューを制覇したい
・好きなお店を探して、マネしたい
・基本的なメニューを全てちゃんと作ってみたい(肉じゃが、筑前煮、ハンバーグなど)
・お酒とペアリングを学びたい
・揚げ物を揚げたい
・魚を捌けるようになりたい
・コーヒー、紅茶、お菓子も学びたい
・パンも焼きたい
・自家製ジュースを作ってみたい(ジンジャーエール、レモネードなど)
・家庭菜園で育てたトマトとバジルで、ピザとパスタを作りたい
・こだわりの食器と調理器具(包丁など)が欲しい
・手書きでメニューを書いてみたい
・料理関連の楽しい映画やドキュメンタリーを見たい(かもめ食堂やセブンルールなど)

わ〜、やりたいこと、めっちゃある〜!!
これを制覇するだけでも、楽しく生きていけるのでは?という期待が持てる。

9月以降の実験

「おうち食堂」も続けたいのだけど、他にもやりたい実験があるので、一旦お休みにする。

元々9月の実験は「ハンドメイド作家」の予定だったけど、「コーチング」にアンテナが立ってしまったので予定変更!
「今、心からやりたいこと」をやってみたい!

もし詰まったときは、今回気づいた「満たされていた自分」のことを思い出したい。

noteを書いているうちに9月も半分過ぎてしまったけど、現在絶賛「コーチング」の実験中!
それもまた別のnoteで。

さいごに

おうち食堂をやってみて、ただ「食べるのが好き」だった自分の解像度が高まった。
人生に劇的な変化が起こるわけではないけど、日々、着実に進んでいる。
人生とは、実験の繰り返しで、縁を繋いで、歩いていくものなのかもしれないと思った。

更にさいごに、他に作った料理たち。
楽しかったな〜!


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