湯河原旅行記-彼女と-
初日
電車に乗って小田原あたりに差し掛かった時に二人で気づいた。
「湯河原って箱根じゃないんだ？」
すっかり二人とも湯河原を箱根と勘違いしていた。勢いで温泉宿ってだけでホテルを予約するのは良くない、地図を見ろ。
何も計画を立てていなかったのが逆に幸を奏した。
そのまま駅に着いて腹が減ったので近いとガッツリという理由だけで近くのまぜ蕎麦屋にいった。うまかった。アットホームな場所で観光地らしからぬところがよかった。まぜそばで余った白身で作ったアイスもジャリジャリでGWの初夏を感じれて良かった。
その後ホテルでチェックイン。部屋が思ったよりも綺麗でテンション上がった。アイランドキッチン？アーバンモダン？とにかく爽やかで非日常感あって興奮して部屋を練り歩いた、そして二人して昼寝した。
自分は先に起きたので、ベランダで本を読んだ、メグ・ジェイの「人生は20代で決まる」。旅行なのに人生にせかされる気持ちになった。
その後まったりしてたら6時を過ぎ、近くの魚屋さんでご飯を食べた。
足湯しながら待てた。けど温度が45ぐらいで足が後に頼んだいくらぐらい真っ赤になった。湯河原は箱根ではなく、熱海に近いのでやはり海鮮が美味しいらしい。
その後タイムマネジメントが出来ていないため温泉の時間を過ぎたため、クリエイトで入浴剤を買ってホテルの湯船で身体を癒した。正直全然満足だった。
二日目
彼女が頑張って早起きして二人で昨日逃した温泉を入りに行き、その足でそのまま宿のすぐそばの豆腐屋に行った。やはり旅行の朝食といえば豆腐、普段朝に湯豆腐とか食ってる人見たことないし。
湯河原No1とか全国〜みたいなのが所々あった。唐揚げと同じ広報の仕方してるじゃんと思ったが、そのタイトルに違わずとても美味しかった。とにかく品数が多いのがいい、多ければ多いほどいい。なんか小鉢が30個ぐらい一口サイズで出してくれる旅館あったと思うけどそれ行ってみたい。
その後部屋でまったりし、湯河原周辺を散歩した。
彼女がインスタで仕入れた洒落たところに行ったが、先に腹が減ったので隣のイタリアンに入ることに。ピザとスパゲッティが選べ、二人共どちらもたのんで分けて食べたかったがピザの好みが合わず、お互いにピザ一枚頼んで食べることに。ここで妥協しないのがまた良いと思った。
その後隣のお茶屋さんで散歩用ドリンクを仕入れに行った。
レジ前にある茶葉やシロップなど見物していると店員さんから試飲いかがと言われて、流れるままに彼女が購入してた。
試飲とか試食とかこういう一言がやっぱり接客だよなぁとつくづく思った。
その後滝を見に行った。
トトロで見たような洞窟を抜けると、滝が目の前に現れて、その横には下北バンド三人衆がインスタに載せるための写真を撮っていた。
滝がとても良かったので、下北バンドはあまり気にならずに済んだ。
宿に戻り、泥パックを体験した。
自分で泥を塗って、ミストサウナに入って〜というのを繰り返すという感じだった。面白半分でやってみたが想像の倍ぐらいにツルツルになった。何よりも面白かったのが、お互いの乳首がプルンプルンの質感になっていた。泥パック感動。
温泉もそのまま入った。湯は2種類で広くはないが十分だった。何よりも宿・温泉のスタッフさんが本当に親切で良かった。甘夏とかいただいちゃったりもした、昨日モヒートのライム代わりにして飲んだ。
夜ご飯は泥パックや朝食とか色々充実してしまったので、コンビニにして釣り合いをとった。焼き鳥屋に入ろうとしたが、そこ逆なんで表から入って、と言われて分からなくて断念した。
最終日
朝イチで温泉に入り、豆腐屋でたんまりお土産を買って、二日目の夜から行こうと決めていた（揉めていた）麦トロ童子に。
チェックアウト後にタクシー使って開店直後に着いたもののすでに長蛇の列。少し不機嫌になりつつ、前のカップルの男の方がずっと場を持たせていることにも感心しつつやく２時間ほど並んだ。今後二人で並ぶのはやめようと約束した。
ただ景色はやっぱり良くて、ご飯も美味しくて疲れもある程度なくなり機嫌も戻った。
店主さんとかがちょけてると事前に口コミにあったが、くどく反応に困る感じではなくて楽しく引き際もあっさりしていて楽しく過ごせた。観光客の扱い慣れてる〜って感じ。
その後海見て、彼女の体調もあってそのまま帰った。
今後の展望
箱根ではなかったけど楽しかった。人があんまりいないってのはやっぱり何よりだったと思う。箱根だったら絶対混雑してるし。
ご飯も美味しく、温泉も良かった。豆腐最高。
彼女とゆっくり過ごせたのも良かった、もう一泊しても良かったぐらい。
並ぶ時におにぎり買ってけば良かった、腹減ってると並べないので、、。
次は一人旅に行く予定。彼女とはまた9月ごろにどっかいく。楽しみ
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