【第十三話】2台目オーディオインターフェースへの疑問の始まり。

気付けばオーディオインターフェイスは自宅用と持ち出し用と区別する様になっていた。設置&取り外し&持ち出しが面倒くさいし、ドラムの様にマイク複数本使用するのはスタジオ録音のみで自宅では2chあれば事足りる。


自宅用は初めてかったTASCAM US366からMACKIEのBig Knob Studioに何となく変更していた。


問題はスタジオ等に持ち出して使用するオーディオインターフェイスである。8chあれば安心(外部機器で8ch追加したので計16ch)だが、どのメーカーのソレを買うべきか。ある程度の期間こういった作業をしているので頭に浮かぶのは・・・RME・・・UAD。ただ高い・・・音は素晴らしいとやたら耳にする(解像度ってやつですか)・・・が、高い。これを奮発して購入したとしたら・・・ぶっちゃけ外に持ち出したくないし、仮に他バンドを録音するとなると正直無償でやるのが気になる。


でも何故ここまで金額が違うのだろうか。人に聞いたら『プリアンプ』といったキーワードばかり。Youtubeでも比較動画が沢山あるので早速聴いてみた・・・が、筆者にとって残念ながら値段程の魅力は感じられなかった。確かにそれぞれ聴こえ方は微妙に違っているのはわかる。が、雲泥の差なのかと問われれば・・・うーむ、筆者の乏しき耳ではそう思えない。更に言えばUADに関してはプラグイン有りきなのではなかろうかと。プラグイン無しだったら皆さんこぞって買う現実はあっただろうか。


となるとRME一択である・・・買うなら。が、持ち出しする事や録音した対価として金額を請求しない点を踏まえると違う気がしてならない。それに加えて"雲泥の差"ってやつが感じられない訳で。耳で聴こえてる音の通りに録音出来ていれば良いのではなかろうか。録音段階でそれ以上のスペシャルを求める気は無い。この考えは現在でもほぼ変わっていない(少し変わってる)。


そんな中、今まで使っていたpresonus・・・ここって既に新しいモデル出てるんじゃないだろうかと検索してみた。当たり前の様に新作はリリースされていてstudio oneとの連携がとても便利らしい事もわかった。そして筆者は『キューミックス』といった言葉に惹かれまくってしまい購入してしまいました。studio192なるオーディオインターフェイスを。


次回はキューミックスの話。


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