こんにちは!

昨日の今日で更新するのはレアケースなのですが、最新情報ということで、シェアいたします。

より詳しく知りたい方はこちらへ
(第196回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料に飛びます)

前回の記事で書かせていただいた「訪問看護STの人員配置について」ですが、来年の改定では見送りになりそうとのことです。しかし、回数制限や報酬に関しては下方修正がかかることは必至。それでも、事業所を残すことができるので、安堵した方も多いのではないでしょうか。

しかし、これは終わりになったわけではなく、始まりの序章な気がします。そもそも、人員配置が必要になった理由が改善されたわけではなく、その前段階を踏んでから実施しようとなっただけですので、そう考えると執行猶予付きみたいな感じでしょうね。

となると、期待されていることに答えないと、3年後にも今回と同様の議論になるかと思います。

そこで、この厚労省からの発案に面白い!と思った点がありましたので、そこを論じていきたいと思います。

審議報告案からの抜粋ですが、リンクはこちら
週6回を限度とする訪問リハについて、退院・退所直後のリハの充実を図る観点から、退院・退所日から3月以内は週12回まで算定可能とする。

とあります。これは、週の回数で制限をかけるのではなく、退院後の在宅生活のところに重点的に介入しなさいということですね。

暗に意図していることとしては、退院後生活が定着しているにもかかわらず、散歩リハだけ続けたらあきませんよ!!!
ということなんです。

つまりは、短期的に介入して生活を整えたら次の方。というイメージですね。これはサイクルを早くして、リハビリ専門職を有効的に使おうという方針です。

ということは、制限はかかるにしろ、明確に拡大してくれてる部分を示しているので、ここに乗っ取って結果を出していく必要があります。

無駄に介入し続け、依存性を高めるのではなく、いかに短期的に介入し、地域や介護保険サービスをうまく活用できる体制を整えていくのかがポイントです。

そうなると、その訪問看護からのリハでやることは、利用者対応ではなく、関係者との関係作りです。

果たして、外交が一気に求められるようになるわけですが、俯瞰した視点で地域を見ながら、自分たちの特異性を見出すことができるのか。

それが、この3年で出さなければいけない結果ですね。

ということで、昨日の今日での更新でした。

僕たちも12/27の22:00~24時間ライブ配信を予定しています。

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それでは、またね〜

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