見出し画像

高校ナンバーワン左腕に9球団が熱視線!東海大札幌・門別啓人に大量のスカウト陣を送り込んだ球団名とは…!?

高校野球の地方大会、都市対抗が終わり、今年のドラフト候補がアピールする場も徐々に限られてくる時期になった。これから10月のドラフト会議に向けて候補選手が絞り込まれていく。「プロアマ野球研究所」は、最後までリストに残りそうな選手を中心に紹介していきたい。今回は、今年の高校生サウスポーでナンバーワンとの声もある本格派左腕を取り上げる。

2022年7月5日 全国高校野球選手権南北海道大会札幌支部大会
東海大札幌3-0札幌新陽

門別啓人(東海大札幌) 3年 投手 182cm85kg 左投左打

画像1

今年の南北海道は、大型右腕の斎藤優汰(苫小牧中央)、チームを甲子園出場に導いた森谷大誠(札幌大谷)、以前のコラムでも取り上げた坂本拓己(知内)など、今までにないほど好投手が多かった。その中でも最も早くから評判となっていたのが東海大札幌の門別啓人だ。

1年秋からエースとなると、昨年夏には早くも140キロ以上のスピードをマーク。初めてピッチングを見たのは昨年秋の全道大会、対クラーク国際戦だった。試合には敗れたものの、最速145キロをマークしている。

この日は、南北海道大会出場をかけた札幌支部予選の代表決定戦。相手は同じく春の代表決定戦でも、ロースコアの接戦で競り勝った札幌新陽だったが、門別はさすがの投球を見せる。

3回までは毎回ヒットで走者を許す展開。だが、自らの牽制で2度走者をアウトにするなど無失点で切り抜けると、4回から8回までは5イニング連続でノーヒットと好投する。7回までは0対0と緊迫した展開となる。結局、最後までホームベースを踏ませることなく、14奪三振で完封勝利を飾った。

◆6人のスカウトを視察に出した球団とは一体…!?

ここから先は

719字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?