最速150キロ!専大松戸の2年生投手、平野大地は「2023年ドラフト」で上位候補になりそうな“本格派右腕”
来年の選抜出場をかけた高校野球の秋季大会が佳境を迎える時期となり、大学生や社会人も来年以降のドラフト指名を目指す選手もアピールを続けている。今回は、千葉で既に高い注目を集めている、高校2年生の本格派右腕を取り上げる。
2022年10月1日 高校野球秋季千葉県大会
専大松戸5-4市立船橋
平野大地(専大松戸) 2年 投手 180cm81kg 右投右打
上沢直之(日本ハム)、高橋礼(ソフトバンク)、横山陸人(ロッテ)、深沢鳳介(DeNA)と近年多くの好投手を輩出している専大松戸。下級生の時点で、そんな彼ら以上に高い注目を集めているのが、平野大地だ。
中学時代は、関東屈指の強豪、取手シニアで捕手としてプレーしており、本格的に投手に転向したのは高校入学後だが、今年の夏には早くも150キロをマークして話題となっている。
筆者は、この秋に見なければいけない選手の筆頭として位置付けており、1回戦の敬愛学園戦、2回戦の千葉北戦に足を運んだが、いずれも登板はなかった。担当スカウトに聞くと、腰を痛めて回復途上だという。この秋は登板はないのではないかと思っていたところ、準々決勝の木更津総合戦で復帰し、完投勝利をおさめたとの情報が入ってきたため、10月1日の準決勝を急遽、取材予定に組み入れた。
◆ストレートの平均球速は、高2秋時点で“破格の数字”だった!
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