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昨秋にブレイクした“無名の右腕” 金沢学院大・堀本尚也は「防御率0点台」の好投手…春次第でドラフト候補に浮上か?

年明けからは今年のドラフト戦線の全体像をカテゴリー別に紹介し、また現時点では指名が微妙なラインでも春以降の急上昇が期待できる選手を取り上げてきた。今後は個別の選手について、良さが見えた試合のプレーを中心に深く掘り下げて紹介していきたい。今回は、にわかに注目を集めている地方リーグ所属の大学生右腕を取り上げる。

2021年9月10日 北陸大学野球秋季リーグ戦
富山国際大0-9×金沢学院大(7回コールド)

堀本尚也(金沢学院大) 新4年 174cm78kg 右投右打 熊野

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昨年のドラフトでは松井友飛(楽天5位)、長谷川威展(日本ハム6位)と2人の投手が支配下で指名された金沢学院大。この試合も松井と長谷川がお目当てだったが、試合が始まると、先発マウンドに上がった堀本尚也のピッチングに目を奪われた。

少しステップの幅が狭く上半身の力が強く見えるが、全体的なバランスは決して悪くない。特に目立ったのが、踏み出した左足の着地の強さで、踏み込みがしっかりしているため球筋が安定している。

◆縦のスライダーが武器、昨秋のリーグ戦は「防御率0.29」

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