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大阪桐蔭で補欠だった外野手が…国士舘大・山下来球、2025年のドラフト候補に浮上へ! スイングと打球の速さは東都でトップクラス

大学野球の春季リーグ戦が本格的にスタートした。4年生の選手たちがドラフトに向けてアピールを続けている一方で、光るプレーを見せている選手は下級生にも多い。今回は、そんな中から東都二部で圧倒的なパフォーマンスを見せている3年生の強打の外野手を取り上げる。

山下来球(国士舘大) 3年 外野手 174cm77kg 左投左打 大阪桐蔭

2024年4月10日 東都大学野球二部春季リーグ戦
東京農業大5-2国士舘大

<打撃成績>
4打席 4打数 3安打 1本塁打 1打点
ライトツーベース・ライト前ヒット・センターフライ・ライトホームラン

東京農業大が4回に一挙5点を先制して、そのまま逃げ切った試合。敗れた国士舘大では、山下来球が孤軍奮闘した。

中学時代は、大阪の「大淀ボーイズ」でプレーしており、3年時にジャイアンツカップで優勝している。その後、大阪桐蔭に進学したが、同級生に池田陵真(オリックス)や花田旭(東洋大)、野間翔一郎(近畿大)といった実力がある外野手がいた影響で、3年間レギュラーを獲得できなかった。

3年時には春夏連続で甲子園に出場したものの、いずれも代打での1打席での出場に終わり、夏に敗れた近江との試合では最後のバッターになっている。

その悔しさを果たすように、国士舘大に進学した山下は、1年春に外野の一角に定着した。昨秋のリーグ戦で打率.353という見事な成績を残し、東都二部のベストナインを受賞している。

◆マッチする球団は、セ・リーグの2球団!?

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