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沖縄の“新興チーム”に高校球界トップクラスの強肩捕手 エナジックスポーツ高等学院・龍山暖を6球団の幹部が視察!

高校野球では全国で春季大会が行われ、夏のシード権をかけた戦いが繰り広げられている。今回は、いち早く地区大会が行われている九州で、プロのスカウト陣の注目を集める強肩捕手を取り上げる。

龍山暖(エナジックスポーツ高等学院) 3年 捕手 172cm76kg 右投右打

2024年4月22日 高校野球春季九州大会
エナジックスポーツ高等学院0-2明豊

<打撃成績>
3打席3打数1安打
ライト前ヒット・センターフライ・ライトフライ

2021年に開校したエナジックスポーツ高等学院(沖縄県名護市)。野球部はその翌年に創部された。浦添商で2008年に甲子園ベスト4に進出し、美里工でも甲子園出場経験のある神谷嘉宗監督が初代監督に就任した。創部1年目の秋にはいきなり県大会でベスト8に進出すると、今春は見事に県大会優勝を果たした。

現在の3年生が野球部の一期生であるが、その中でも注目を集めているのがキャッチャーの龍山暖だ。読谷ボーイズ時代から県内では評判のキャッチャーであり、高校でも早くからスカウト陣の間で噂になっていた。

魅力は何と言ってもその強肩だ。イニング間のセカンド送球では投手が大きくそれるボールを投げることが続き、なかなか計測できなかった。だが、ようやく測ることができた4回にいきなり1.80秒をマークした。

◆「肩は箱山遥人より上」との評価も

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