見出し画像

東洋大“最速151キロ”1年生投手が衝撃デビュー!島田舜也、木更津総合出身の本格派右腕

全国のドラフト候補を分析している「プロアマ野球研究所」は、月に20本以上の記事を配信している。今回は、鮮やかなリーグ戦デビューを果たした大学1年生の本格派右腕を取り上げたい。

2022年9月7日 東都大学野球二部秋季リーグ戦
東京農業大0-7東洋大

島田舜也(東洋大) 1年 投手 185㎝86kg 右投右打 木更津総合

画像1

東洋大は、現在、東都二部に甘んじているが、最速156キロ右腕で今年のドラフト候補にも挙げられている羽田野温生(4年・汎愛)や、来年のドラフトの目玉として期待される、最速155キロ左腕の細野晴希(3年・東亜学園)など、投手陣のレベルは全国トップクラスだ。

ドラフト候補が揃う東洋大学に、また“新星”が登場した。それが島田舜也だ。初めてピッチングを見たのは、木更津総合の2年秋に出場した関東大会の常総学院戦。中盤以降に崩れ、7回を投げて5失点で負け投手となったが、5回までは無失点でストレートの最速も140キロを超えるなど、当時から素材の良さは目立っていた。

今春のリーグ戦では登板はなかったものの、公式戦デビューは思わぬ場面だった。一部昇格をかけた中央大との入替戦の第3戦、島田は、1点リードの9回裏ノーアウト一・二塁の場面でマウンドに上がり、野戦とタイムリーを浴びて逆転サヨナラ負けを喫した。

プレッシャーのかかる場面での登板に対して、監督の起用法に批判の声が上がった一方、島田のストレートは、最速148キロに達し、確かな成長を感じさせた。

そして、冒頭で触れた、9月7日の東京農業大戦がリーグ戦でのデビューとなる。7点をリードした9回からマウンドに上がると、わずか10球で三者凡退に抑え、試合をしっかり締めたのだ。

◆ストレートの平均球速は148.7キロ…高校時代と比べて成長した点とは!?

ここから先は

664字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?