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中央学院大“強打の捕手”橋本星哉、最終学年で急成長!ドラフト指名なるか?興国時代は大阪桐蔭と壮絶な打撃戦

10月20日に開かれるドラフト会議まで1カ月を切った。各球団は、最終的な候補者リストの作成を急いでいる一方で、「プロアマ野球研究所」は、ドラフト当日ギリギリまで候補選手の実力や将来性などを分析し、読者にお届けしたい。今回は、最終学年に大きな成長を遂げた強打の捕手を取り上げる。

2022年8月31日 千葉県大学野球秋季リーグ戦
中央学院大3-0国際武道大

橋本星哉(中央学院大) 4年 捕手 177cm90kg 右投左打 興国

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昨年秋に千葉県大学野球連盟では、初の全国制覇となる明治神宮大会優勝を果たした中央学院大。勢いに乗るチームで、今年注目を集めているのが、捕手の橋本星哉だ。

興国では2年時からレギュラーとなり、2017年夏の大阪大会準々決勝で大阪桐蔭に敗れたものの、9対15という壮絶な打撃戦を演じている。この試合で橋本は8番、捕手で出場していた。3年になると中軸を任されるようになったが、近畿大会など大きな試合の出場はない。

中央学院大後は、1学年上に佐藤晃一(現・日本製紙石巻)という力のある捕手がいたこともあって、優勝した明治神宮大会でも出場機会はなかった。4年になりようやく正捕手に定着すると、今年春のリーグ戦で、いきなり打率.341、2本塁打の好成績を残しベストナインに輝いている。

この日は夕方から、近くのZOZOマリンスタジアムでU18侍ジャパンの壮行試合が行われることと、相手の国際武道大の原田桂吾(4年・投手・北照)が注目を集めていることもあって、スタンドには10球団、22人のスカウトが集結していたが、アピールに成功したのは、原田ではなく橋本だった。

◆多くのスカウト陣の前でアピール成功!ドラフト指名は…!?

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