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実績がない左腕がドラフト戦線に急浮上!北照・高橋幸佑が“目玉候補”になる可能性も

一冬を超えると大きく化ける選手がいる―。ドラフト候補を語るうえで、よく使われる言葉だ。今年も、春に楽しみなプレーを見せている選手は少なくない。今回は、実績は乏しいものの、U18侍ジャパンの強化合宿で驚きの投球を見せた本格派サウスポーを紹介する。

高橋幸佑(北照) 3年 投手 178cm80kg 左投左打

2024年4月5日 U18侍ジャパン強化合宿紅白戦
B班0-7A班

<投手成績>
2回 被安打1 0失点 3奪三振 1四球

4月4日から3日間にわたって行われたU18侍ジャパンの強化合宿。選抜に出場した選手を中心に、全国から将来有望な選手が招集された。そのなかで、最も事前情報が少なかったのが、北照の高橋幸佑だ。

北照は、昨秋の小樽地区大会を勝ち抜いて北海道大会に進出したが、初戦で旭川実に延長10回タイブレークの末に3対4で敗れている。

高橋は、この大会に、エース番号ではなく、背番号11で登録された。旭川実戦は、リリーフで2回1/3を投げて2失点(自責点0)で負け投手となっている。それでも、U18侍ジャパンの候補に選ばれたということは、将来性の高さを証明したといえる。

◆スカウト陣や報道陣は「あの左投手は誰だ?」と驚いた!

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