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ドラフトの「隠し玉候補」か? 東京国際大の“大型右腕”関野柊人がドラフト戦線に急浮上…高い将来性が光る!

10月20日に開かれるドラフト会議まであと1ケ月となった。各球団による候補者リスト作成は最終段階を迎えている。今回は、「隠し玉候補」と呼ぶべき、高い将来性が光る大学生の大型右腕を取り上げたい。

2022年9月1日 東京新大学野球秋季リーグ戦
東京国際大7-1駿河台大

関野柊人(東京国際大) 4年 投手 183㎝73kg 右投右打 湘南学院

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東京新大学野球連盟に所属する東京国際大。リーグ優勝は2011年春のみだが、常に上位争いを演じており、社会人野球にも多くの選手を輩出している。現在のチームは下級生の投手に特に楽しみな選手が多い一方で、4年生で面白い存在となりそうな投手が関野柊人だ。

湘南学院では2年秋から主戦投手となり、3年春に県大会で準々決勝に進出しているが、それほど注目されていた選手ではなかった。3年夏は、3回戦で今年のドラフト1位候補である矢沢宏太(藤嶺藤沢→日本体育大)と先発で投げ合い、2対10でコールド負けを喫している。大学進学後は3年春に2試合、秋に6試合登板し、通算成績は1勝0敗。今年春はリーグ戦での登板はなかった。

この日もお目当ては3年生以下の投手であり、関野の存在は正直に言えば、全く頭になかったが、6回からリリーフでマウンドに上がると、そのピッチングに目が釘付けとなった。

◆体つきやフォームはオリックス・増井浩俊…ドラフト指名は…!?

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