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東京ガスの最速153キロ右腕、益田武尚にドラフト上位指名の可能性…大学時代の指名漏れ、雪辱なるか?

高校野球の地方大会、都市対抗も終わり、今年のドラフト候補がアピールする場も徐々に限られてくる時期になった。これから10月のドラフト会議に向けて候補選手が絞り込まれていく。「プロアマ野球研究所」は、最後までリストに残りそうな選手を中心に紹介していきたい。今回は都市対抗で見事な投球を見せた本格派右腕を取り上げる。

2022年7月18日&29日 都市対抗野球
18日:JR東海0-4東京ガス
29日:ENEOS5-4東京ガス

益田武尚(東京ガス) 24歳 投手 175cm86kg 右投右打 嘉穂→北九州市立大 ※年齢=今年度にむかえる年齢

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7月18日から11日間にわたって行われた都市対抗野球。社会人のドラフト候補にとっては最大のアピールの場となる大会で、東京ガスの益田武尚がさすがのパフォーマンスを見せてくれた。

北九州市立大学時代は指名漏れを味わい、昨年の都市対抗で初戦で好投しながらも、準々決勝でわき腹を痛めてわずか打者1人で降板した益田。チームが優勝して予選を免除となり、長いイニングを投げる機会がなく、回復ぶりを心配する声もあったが、初戦から圧巻の投球を披露する。

◆プロの先発投手を比べても上位クラスに入る直球の平均球速

相手は、激戦の東海地区を第1代表で勝ち上がってきたJR東海。益田は、最後まで連打を許すことなく、わずか被安打5で完封勝利を飾った。

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