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“戦国東都”に有望株が登場!拓殖大が誇る”強打のショート”田村大哉 マッチする球団は…!?

入替戦の厳しさから“戦国東都”と呼ばれる東都大学野球。一部リーグだけでなく、二部以下のリーグの大学に所属する選手が、ドラフト指名を受けることは珍しくない。昨年は、専修大・西舘昂汰(ヤクルト1位)、東京農業大・宮里優吾(ソフトバンク育成2位)、駒沢大・星野恒太朗(ソフトバンク育成5位)が指名され、プロの世界に飛び込んだ。今回の記事では、東都二部でスカウト陣の注目を集めそうな、専修大が誇る“強打のショート”田村大哉を取り上げる。

田村大哉(拓殖大) 新4年 遊撃手 171㎝76㎏ 右投左打 花咲徳栄

田村は、花咲徳栄時代、井上朋也(現・ソフトバンク)と同学年で、2年夏にサードのレギュラーとして甲子園の土を踏んでいる。埼玉大会では、7試合で24打数16安打、打率.667という成績を残した(※本大会は、中森俊介(明石商→ロッテ)の前にノーヒット)。
 
また、3年時に出場した甲子園交流試合では、川瀬堅斗(大分商→オリックス)から2安打を放っている。拓殖大に進むと、1年春からセカンドのレギュラーに定着。3年からショートにコンバートされている。

2023年4月4日 東都大学野球二部春季リーグ戦専修大4-5×拓殖大(延長10回タイブレーク)
【打撃成績】5打席2打数1安打3四球 四球・四球・センター前ヒット・四球・セカンドゴロ

筆者は昨年4月4日に行われた東都二部の春のリーグ戦、専修大対拓殖大戦を取材した際に、田村が攻守に存在感を見せてくれた(試合は延長10回タイブレークの末、拓殖大が専修大を5対4で破った)。

マッチする球団は、パ・リーグの2球団!?

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