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社会人&独立リーグ「最新投手球速ランキング」を一挙公開 東京ガス・益田武尚が今年のドラフト解禁選手でトップ!

一昨日は高校生投手、昨日は大学生投手の現時点での最速を紹介したが、今回は2022年の社会人投手について、プロアマ野球研究所・主任研究員の西尾典文が現場で確認できた球速についてランキング形式で紹介したい。対象は25歳以下の選手で、記録は社会人野球での試合に限定している。

145キロ以上は59人、150キロ以上は13人。今年、ドラフト解禁となる選手では益田武尚(東京ガス)が153キロでトップとなった。昨年の都市対抗では150キロ台を連発したが、スピードだけではなくコントロールも安定しており総合力が高い。今年、結果を残せば上位指名の可能性は高い。

同じく解禁となる選手で、もう1人150キロの大台を突破しているのが高校卒3年目の広沢優(JFE東日本)だ。日大三時代からスケールの大きさには定評があり、入社直後の6月のオープン戦で150キロをマーク。昨年は故障もあって目立った結果を残すことはできなかったが、素材の良さは申し分ないだけに、今年は大ブレイクに期待したいところだ。

人気が高くなりやすいサウスポーの解禁組では、林明良(エイジェック)、長谷部銀次(トヨタ自動車)、片山皓心(Honda)、高野脩汰(日本通運)、加藤三範(ENEOS)がランクインした。完成度では片山、加藤が上回るが、他の三人も好調時のボールは打者を圧倒する勢いがあるだけに面白い存在だ。

昨年は指名漏れとなったものの、鈴木大貴(TDK)、八木玲於(Honda鈴鹿)、吉村貢司郎(東芝)、松本賢人(バイタルネット)、小孫竜二(鷺宮製作所)、山本龍之介(SUBARU)などはコンスタントに150キロを超えるスピードをマークしており、パワーピッチャーが不足しているチームにとっては魅力的な人材である。


【2022年の大学生投手球速ランキング・2021年秋終了時点】
※★は今年指名が解禁となる選手

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