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東京国際大の右腕、工藤泰成がドラフト戦線に浮上へ 明桜出身の「高速右腕」が最速153キロをマーク!

「プロアマ野球研究所」は、日々、有望なドラフト候補の情報について、積極的に発信している。今回は、東京新大学野球でプロの注目を集めそうな“本格派右腕”を紹介したい。

2022年5月22日 東京新大学野球春季リーグ戦
共栄大3-4東京国際大

工藤泰成(東京国際大) 新4年 投手 175㎝70kg 右投左打 明桜

最速153キロをマークした工藤泰成(東京国際大)

東京国際大が1点差を守って逃げ切った試合。抑えとして試合を締めたのが、2番手で登板した工藤泰成である。

筆者が初めて工藤のピッチングを見たのは、高校3年春に出場した東北大会の学法石川戦。2点リードを許した3回途中から3番手でマウンドに上がり、7回を1失点の好投でチームの逆転勝ちに大きく貢献した。

当時の最速は141キロ。まだまだ速くなりそうな雰囲気があり、将来性を感じたのをよく覚えている。ちなみに、この試合で先発マウンドに上がったのが当時1年で入学直後の風間球打(現・ソフトバンク)で、最速は136キロだった。

東京国際大に進学した後は、2年の秋にリーグ戦でデビューすると、3年春にはリリーフの柱へと成長。この試合も1点リードの8回から登板すると、2イニングを被安打1、無失点、2奪三振の好投で、見事に最少得点差を守り切った。

◆ボールの力は大学球界でトップクラス!ドラフト指名は…!?

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